目次
キャベツの魅力
シャキシャキ感がある新鮮なキャベツは、サラダにはうってつけの素材ですね。
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また、とんかつには絶対外せない野菜です。
季節によって春キャベツ、冬キャベツとあり、形や味わいが異なりますが、生で食べるには葉が柔らかい春キャベツがとても美味しいですよね。
繊維質で満腹感アップ
不溶性食物繊維を豊富に含むキャベツは、比較的満腹になりやすいことが特徴。
不溶性食物繊維は、水分を含むと胃の中で膨れるのでお腹が満たされやすいのです。
また食物繊維は便秘の改善にも有効な成分ですね。
ビタミン豊富
何といってもビタミンが豊富であることはキャベツの大きな魅力ですね。
特に、ビタミンU、ビタミンC、ビタミンKが多いことが特徴です。
・ビタミンU
ビタミンUは聞き慣れない名称かもしれませんが、キャベジンとも呼ばれるビタミンと似た大切な働きをするビタミン様物質なんです。
キャベジンというと、胃腸薬の名前がピンと思い浮かぶ方が多いと思います。
レタス、セロリなどにも含まれるビタミンUは、胃酸の分泌を抑えて、胃の粘膜を保護してただれを予防する効果があるんですよ。
つまり、キャベツを食べることは同時に胃のケアができることなんですね。
ビタミンUの摂取は胃潰瘍の予防にも効果的と言われていますから、胃の弱い方にはまさにおすすめの野菜といえます。
・ビタミンC
キャベツは淡色野菜ではビタミンCの含有量が一番多いです。特に芯の周辺にたくさん集まっています。
抗酸化作用、美肌効果などが期待できるビタミンCですが、熱に弱いのでビタミンCを含む食品は生で食べるのが一番です。
・ビタミンK
脂溶性ビタミンに属するビタミンKは、血液を凝固させる作用、止血作用、カルシウムの骨の形成を助ける効果などがあります。
ビタミンKもカルシウムも含んでいるキャベツは、骨の成長にも良い野菜なのです。
お腹いっぱい食べてダイエットできる
食事ダイエットって空腹に負けてしまうから長続きできない場合が多いですよね。
お腹いっぱい食べてダイエットできるのが理想ですが、そんな方法あるのでしょうか?
キャベツダイエットなら、それが叶いますよ!
生のキャベツは歯ごたえがあるので、しっかりと噛まないとちょっと飲み込みにくいですよね。
だからおのずと咀嚼回数が増えてきますから、満腹中枢が刺激されやすく、食べ過ぎを防いでくれるのです。
キャベツのダイエット効果
つぎに、キャベツがダイエットに良いわけをもう少し掘り下げていきましょう。
食物繊維を食べて便秘解消
前述したように、キャベツは食物繊維を豊富に含んでいるので便秘解消に有効な野菜なんです。
キャベツ100gあたりに1.8gの食物繊維が含まれています。
食物繊維は体内の老廃物などを吸収し、さらに水分を含むと便の量が増えてくるので、便秘が解消されるのです。
腸内環境が良くなると、腸活動がますます活発になってくるので代謝も良くなり、消費エネルギーが増えてます。痩せやすい体質に改善されてくるので、ダイエットしやすい体になってくるのです。
そんな便秘解消に有効でダイエット効果のあるキャベツですが、注意点もあります。
便秘に効くからといってたくさん食べてしまうと、反対に便秘が悪化する場合があるので気をつけましょう。
水分や油分の吸収力が高いキャベツは、腸内の水分や油分が少ない状態のときに過剰に摂取すると便が硬くなってしまうのです。
キャベツを便秘解消のために食べる場合には、水分と油分も十分に摂取してください。
カルシウムがダイエットに効果的
キャベツはダイエットに有効と言われているカルシウムも豊富に含んでいます。
通常、野菜に含まれるカルシウムは吸収されにくい点がデメリットですが、キャベツの場合は例外であり、カルシウムはしっかり吸収されます。
また、カルシウムのダイエット効果ですが、カルシウムには脂肪の吸収を妨げる効果があることが研究によりわかっています。
※カルシウムのダイエット効果
脂肪の吸収に関してカルシウムの影響(効果)を調べた報告があります。食事中のカルシウム量と吸収されなかった脂肪量の関係を調べた結果、カルシウムは脂肪の吸収を妨害する事が確認できました。ダイエット中、カルシウムは大切ですが、脂肪の吸収を妨害するカルシウムがダイエットに効果を示すのです。
ビタミンC、Kの効果
ビタミンC、Kの効果については「キャベツの魅力」でも少しお話しましたが、もう少し詳しく見ていきましょう。
・ビタミンC
血行不良になると老廃物がたまりがちになるので、代謝機能が落ちてきて太りやすくなります。
そこで代謝向上効果のあるビタミンCを摂取すると老廃物の排出機能が高まります。
ビタミンCは免疫力のアップにも効果的であり、また細胞の再生を助ける作用もあり美肌にもおすすめの野菜です。
高い抗酸化作用があるので血管を錆びさせる活性酸素を減らし、また酸素を運ぶヘモグロビンに必須の成分である鉄の吸収を促す効果も!
さらにコラーゲンの合成にも深く関わりがあり、弾力のあるしなやかな血管作りをサポートします。
ただしビタミンCは熱に弱く水に溶け出す性質があるので、食べるときは基本的に生で摂取して、水にキャベツを浸すときは3分以内にするとよいでしょう。
・ビタミンK
ビタミンKは「止血のビタミン」と呼ばれており、血を止める作用があります。
また、カルシウムの骨への沈着や骨からカルシウムが失われるのを防ぐ効果があるので、骨や歯の成長には欠かせないビタミンです。
カルシウムはダイエットにも大切な成分ですから、ビタミンKはその点でも不可欠な存在といえるでしょう。
さらにビタミンKは血管が石灰化するのを防ぐ働きもあるので、動脈硬化の予防や血流改善にも効果を発揮します。
キャベツダイエットの方法とは
やり方はとても簡単!キャベツがあれば、今日からでもすぐに始められますよ!
キャベツは生のまま食べる
キャベツダイエットは生のキャベツを食べて行います。キャベツを食べること以外は、特に食事の制限や運動もしなくてよいため、気軽に行える点で人気があります。
生のまま食べるのは、生の方がキャベツの栄養素をたくさん摂取できるからです。
前述しましたように、ビタミンCは熱に弱いため煮てしまうと栄養素が水分の中に出てしまうので、効果が半減してしまいます。
食べるときは基本的には何もつけないでキャベツの甘みだけで食べますが、味に飽きたときにはノンオイルドレッシングを少しかけて食べるとよいでしょう。
ただし、生でたくさんのキャベツを食べるのは無理という方や、胃腸の弱い方、冷え性気味の方は、生での食べ方は控えた方がよいかと思います。
そんなときは、お味噌汁やスープなどに入れるのがおすすめです。汁やスープに溶け出している栄養素も無駄にすることなく摂れますよ。
200gを続けて食べる
キャベツ1個を1/6(約200g)にカットして、それをさらに噛み応えがあるように5cm角位の大きさにして食べます。
千切りにすると食べやすいので咀嚼回数が減ってしまうからです。
食べ方ですが、10分間かけて200gのキャベツを食べます。
時間をかけてじっくりと良く噛んで食べることにより、脳の満腹中枢がずっと刺激されるので、食事の量が自然に減っていくのです。
この方法はつい食べ過ぎてしまう方に最適な方法であり、しかも面倒な手間がなくキャベツを切るだけなので手軽です。
キャベツを十分に味わいながら食べた後は、いつもの食事をとるだけです。
ただし、食べ過ぎにならないように注意してくださいね。
キャベツを食べるタイミング
キャベツダイエットとは、置き換えダイエットとかではありません。
ひたすらキャベツだけを食べるなんて無理な方法です。
キャベツダイエットとは、食前にキャベツを食べることである程度満腹感を感じてから食事をすることで、食べ過ぎを防ぐことを期待しているものです。
正しく行えば、確実に痩せられるダイエット法といえるでしょう。
ただし、キャベツを食べたからOKと安心して食べ過ぎてしまうと、当然のことですがカロリーオーバーになりますから気をつけてくださいね。
また3食すべての食前にキャベツを食べるのは難しい方も多いでしょう。
その場合は、夕食の食前だけキャベツを食べるようにしましょう。昼食の方が都合が良ければそれでも良いでしょう。
もちろん効果が現われやすいのは、3食すべての前にキャベツを食べておくことですが、無理をせずにできることから始めて継続していきましょう。
キャベツにかけたいオススメドレッシングレシピ
キャベツダイエットを始めるなら、やっぱり美味しく食べながら続けたいですよね。キャベツに合うノンドレッシングのレシピを紹介します。
オニオンドレッシング
【材料】
新玉ねぎ 大1個
醤油 大さじ4~6
砂糖 大さじ1
酢(または黒酢) 大さじ3~4【作り方】
1.玉ねぎをすりおろします。
2.玉ねぎに醤油と砂糖と酢を加え、レンジで1~2分かけるだけで完成です。
※新玉ねぎを使うと、甘味が引き立つドレッシングになります。
和風ドレッシング
【材料】
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
酢 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
にんにくチューブ 1センチぐらい
ごま お好みで【作り方】
1. ごま以外の材料を混ぜて、レンジで30秒。中の砂糖が溶けてなかったら、もう少しあたためて下さい。
2. お好みでゴマを入れて完成!ゴマを入れると香りが良いです。
cookpad
鰹うめドレッシング
【材料】
梅干し 5~6個
鰹節 1パック
砂糖 小さじ1
醤油 小さじ1
水 大さじ3【作り方】
1. 鰹節をお皿にのせ、ラップなしの600Wで2分加熱します。
2.1の鰹節を手でもむとあっと言う間に鰹の粉になります。
3. 梅は種をとって包丁で叩きます。一緒に入っている赤シソもあれば入れましょう。
4.あとは混ぜるだけです。
※大根やお豆腐にかけても美味しいです。
キャベツダイエットの注意点
キャベツダイエットには細かい注意点はありません。効果的に行うためにも下記の2点だけ注意してくださいね。
時間をかけてよく噛んで食べる
「キャベツダイエットの方法」でもお伝えしましたが、時間をかけてよく噛んで食べることがとても大切です。
ダイエットで肝心なことは「咀嚼」であることは認識されていますか?
ダイエットというと摂取カロリーと消費カロリーのバランスばかり気になりますが、咀嚼回数を多くすること、つまりしっかり噛むことがとても大事なんです。
つい早食いになってしまう人は良く噛まないで飲み込んでいることが多いようです。
その結果満腹感を感じる前にたくさんの量を食べてしまうので、カロリーオーバーになり太りやすいのです。
また時間をかけてよく噛んで食べることで得られた満腹感は1~2時間継続すると言われています。
タンパク質を70g摂る
キャベツダイエットは厳しい制限のあるダイエット法ではありません。
キャベツを食前に食べること以外では、タンパク質70gを一日に必ず摂ることを守ってください。
タンパク質の摂取量が足りないと、筋肉が落ちてしまい、基礎代謝量も低下してしまうからです。
タンパク質から筋肉を維持するための必須アミノ酸を補う必要があります。
普段から栄養バランスの良い食事をしていれば、タンパク質70g程なら意識しなくても3食の中のメニューに摂り入れられているでしょう。
キャベツダイエットの口コミ
ではキャベツダイエットを実践されている方の声を聞いてみたいと思います。
口コミ
キャベツダイエット3週目です!
56.3キロからのスタートで、2週間で−3キロの53.3キロでした。3週目は52.0キロの−1.3キロでした!この1週間はコアリズムを併用して行いました♪トータルで−4.3キロです!
キープしつつ地道に頑張っていきたいと思います!
@nifty
40代にして何をやっても痩せれなくなり、低血糖ぎみなので、常に食べ物を口にしてしまうくせがあります。昨日からキャベツを食べはじめたら、お菓子やその他の間食をしなくてもよくなりました。
満足感あるし美味しいので続けられそうです♪
@nifty
54歳男性です。身長178センチ体重94キロ、メタボ腹そして高血圧、痛風このままでは、いけないとキャベツダイエット初めました。現在マイナス8キロ1日1キロペースで痩せて来ました!
@nifty
朝・昼食は普通に、夕食は炭水化物を避け、生キャベツざく切り¼玉を初めに食し、その後から鶏の胸肉250g、豆腐1丁、味噌汁丼ぶり1杯といった感じのメニューを続けました。量的に結構なものです。食べ終えれば空腹感どころか満腹感があります。
生キャベツの調理法としては、市販のドレッシングをかけたり、塩昆布と塩で揉んで浅漬風や塩と胡麻油、にんにくでナムル風にしたりと味はバリエーションをつけました。
2週間ほどで約5kg減り、そこから停滞期はありましたが、1ヶ月少しで目標の10kg減を達成。
@nifty
60㎏→53㎏にまでなりました! キャベツを食べない日はありません 。大好きで大好きで、前まではドレッシングがなきゃいやだったんですけど、もうドレッシングなしでもいけてしまいます!
@nifty
生の方が効果を早く感じられた気がします。生の方がビタミン類を摂れるそうなのでダイエットに効果的だとか…私も冷えるのが嫌なのでキャベツは生だけど味噌汁に生姜を入れたり、飲み物も生姜紅茶にしたり冷え対策しています。現在2㎏減りました。
@nifty
口コミまとめ
体重に変化が現れている方がとても多いです。
他のダイエットと比べると、減量の幅が大きい方が多く見られ、改めてこのダイエット方法の効果の凄さを感じています。
キャベツの切り方についてコメントされている方が少ないので、どんなふうに食べられているのか知りたいところでした。
満腹感が得られ、また間食がなくなったというコメントも見られます。
効果をしっかりと実感されている方が多いダイエット法です。
キャベツダイエットのまとめ
食事の摂取カロリーを抑えても食事に物足りなさを感じたらストレスにもなります。
せっかくダイエットするなら長続きさせたいですよね。そうしたジレンマを解消できる方法がキャベツダイエット。
肥満外来の医師により提唱された方法なので、健康的にも安心できるダイエット方法です。
ビタミンCの一日に必要な量はキャベツの葉2~3枚で摂れるそうですよ。
また、ボロンという栄養素は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌と濃度を促してくれるので、うるおいのあるツヤ肌も期待できます。
キャベツは価格が安く季節を問わず手に入りやすいので、ダイエットを続けるには最適な野菜といえるでしょう。
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