一日二食はダイエットに効果的?

スポンサーリンク

人間が太る原因は簡単にいえば食べ過ぎだからです。

この食べ過ぎを抑えるために、食欲を抑えるサプリや腹持ちがいい食べ物を食べるダイエット方法があります。

しかし、もっと簡単な方法があります。

それは1日3食から2食に減らすことです。

従来の食事を1食減らす訳ですから、その分摂取カロリーが少なくなって痩せるという単純かつ明快な考え方なのです。

そうはいっても、「朝、昼、夜のどの食事を抜くのか」「それぞれのデメリットはないのか」など、気になる点もありますよね。

今回はそんな1日2食ダイエットの気になる点について調べてみました。

一日二食ダイエットとは?

人間が一日に摂取すべきカロリーの量は、例えば30歳の女性だったら1700キロカロリーほどだと言われています。

しかし、現代人の食生活は高カロリーなので、一日1700キロカロリーで抑えることは非常に難しいものです。

一日1700キロカロリーということは、単純に計算すると、1食あたり約570キロカロリーということになります。

このうち、通常のお茶碗一杯分の白米が200~240キロカロリーほどあります。

そこにメインの肉料理があって、副菜、お吸い物、デザート、飲み物etc・・・

これではおかずをよほど工夫しないと、簡単にカロリーオーバーしてしまいます。

とはいえ、実際にはこのようにしてカロリーオーバーになっている人がほとんどなのです。

そこでオススメなのが、1日2食にして摂取カロリーを減らすという方法なのです。

1食減らした分、他の食事を食べ過ぎてしまっては意味がありませんが、1食抜いて他の食事の量をこれまで通りにキープすれば、大抵の人が適正カロリーの範囲内におさまるはずです。

また、食事の量が減ることで胃腸を休めることができ、これまで消化のために使われていた酵素が代謝のために使われるようになり、痩せやすくなります

これらが1日2食ダイエットの基本的な考え方なのです。

一日二食ダイエットのやり方

1日2食ダイエットのやり方ですが、朝・昼・夜の食事のうち、どれか1食を抜くだけでOKです。

ただし、2食によって摂取するカロリーが適正量の範囲内であることが条件です。

いくら1日2食にしたところで、1食あたり1000キロカロリーを越えるような食事を2回したのでは意味がありません。

ちなみに、よく計算してみると、1000キロカロリーを越える食事というのはかなりよくある話です。

例えば、居酒屋にいってビールをジョッキで3杯、から揚げ、ポテトサラダを食べると恐らく1000キロカロリーを越えます。

でも、友達と居酒屋にいったら、もっと食べているはずです。

ということは一回の居酒屋で一日分のカロリーを摂取している可能性すらあるということです。

このように、2食にしても食べ過ぎることは多々あるので、「カロリーをしっかり計算して記録する」ことをオススメします。

【朝食抜き】一日二食ダイエットのメリットとデメリット

ここからは各食事を抜いた時のメリットとデメリットをみていきます。

まずは朝食からです。

メリット

「朝はあまりお腹が空かない」「朝食は時間がないからほとんど食べない」などという人は多いようです。

実際、私もそうです。

おそらく、3食のうちでもっとも摂取カロリーが少ないのが朝食でしょう。

それだけに、1日2食ダイエットにおいて朝食を抜くことのメリットは少ないといえます。

あえていうなら、社会人にとっては出勤前の忙しい時間に少々のゆとりができるということでしょう。

大きくカロリーをカットした方がダイエット効果も高い訳ですから、朝食を抜くということはあまり得策ではないといえます。

昼、夜を抜くとどうしてもお腹が空いてしまうという人が、入門編として始めるには良いかもしれませんね。

デメリット

朝食が1日の活力になるという話はあまりにも有名ですね。

これは朝食によって摂取した糖質が脳の働きを活性化させ、集中力や記憶力を高めるからです。

日中活動する人にとってはもっとも大切な食事、それが朝食なのです。

それを考えると、朝食を抜くことはメリットが少なくデメリットの方が大きいといえるでしょう。

朝食は一番抜きやすい食事ではありますが、問題点が多いんですね。

【昼食抜き】一日二食ダイエットのメリットとデメリット

次に、昼食を抜いた場合のメリットとデメリットをみてみましょう。

メリット

朝食をしっかりと食べる人にとっては、昼食は抜きやすい食事です。

また、昼食を外食で済ます人にとっては、大幅な節約となります。

ランチを外で食べると数百円以上かかりますからね。

これを週5日行うと、月に2万円ほどランチ代がかかっていることになります。

しかも外食のランチの内容をよく見てみると、野菜が少なく、あまり栄養があるようにはみえません。

唐揚げとキャベツの千切り、みそ汁、漬物、ご飯で700円の定食とかよくありますよね。

これなら昼食を抜いたところで、大きく栄養不足になることはなさそうです。

デメリット

仕事をしている人にとっては、昼食はエネルギー補給であり、同僚との憩いの場でもあります。

ここで一人だけ食べないというのはストレスになるかもしれません。

また、朝食が7時だと仮定した場合、夕食は19時以降になることが予想され、その間の12時間がエネルギー不足となりがちです。

昼食を抜く場合はよほどしっかりと朝食を食べておかないと夜までエネルギーがもたないと思われます。

【夜食抜き】一日二食ダイエットのメリットとデメリット

日中の活動を考えると朝食と昼食は抜きにくいのですが、仕事後の夕食はどうでしょうか?

メリット

一般的に、夕食が一番豪華で量も多く、その分高カロリーです。

また、数時間後に寝る訳ですから、日中と比べて消費カロリーが少なくなり、本来ならば一番エネルギーを必要としない食事でもあります。

このように考えると、夕食を抜くことがダイエット面でも節約という面でも効果が大きいのです。

仕事後の解放感からお腹も空いているとは思いますが、ダイエットを成功させたいのであれば、そこは我慢した方が良いでしょう。

デメリット

夕食を抜くことは一番ダイエット効果が高いのですが、デメリットや難しさもあります。

まず一番困るのが友人から食事や飲み会に誘われた時です。

ダイエット中だからといって断るのは付き合いが悪いと思われてしまいますし、かといって飲み会に参加してそこで何も食べないというのも雰囲気を壊してしまいます。

もちろん、飲み会に参加して飲み食いしてしまってはカロリーオーバーになります。

また、朝食と昼食のタイミングを調節しなければならないという難しさもあります。

一般的に7時頃に朝食、12~13時に昼食という会社員が多いと思います。

つまり、一日の最後の食事が13時で翌日の7時まで18時間も間隔があいてしまうのです。

この時間配分だとさすがに深夜になってお腹が空いてくると思います。

つまり、朝早起きして朝食を食べるか、昼食の時間を遅めにズラす必要があるのです。

この調整ができる環境にある人は、夕食を抜くのが一番良いと思います。

一日二食ダイエットの効果をまとめてみた

3食のうちどの食事を抜いてもメリットとデメリットがあるようですが、1日2食ダイエットが痩せることに効果的であることは間違いありません。

そんな1日2食ダイエットの効果をまとめてみました。

カロリーが削減できる

1日2食ダイエットの主たる目的、それは大幅なカロリーカットです。

私がオススメなのは夕食を抜く方法なのですが、これだと毎日1000キロカロリーほど削減していると予想されます。

この1000キロカロリーカットという数字はダイエットをする上でとても魅力的ですよね。

よほど食べ過ぎている人でない限りは、これで適正な摂取カロリーの範囲内におさまるはずですし、1000キロカロリー分のコストを節約することもできます。

デメリットもありますが、できれば夕食を抜く方法で大幅にカロリーを削減していきたいですね。

適正体重になる

摂取カロリーが減って適正なカロリー摂取の範囲内になれば、徐々に痩せていくことができます。

少なくとも、それまでのように体重が増えてしまうことはないはずです。

また、2食をしっかり食べて栄養を補給するので筋肉を失うこともなく、代謝量をキープできます

ダイエットにおいて代謝量をキープすることはリバウンドを防ぐ意味でとても重要です。

1日2食ダイエットは過度な食事制限ではないので、いわゆる「激やせ」「ガリガリ」にはなりませんし、リバウンドもしにくいのです。

適正体重になって健康的で美しいスタイルになりたいという人にはオススメのダイエット方法ですね。

時間をつくることができる

一日のうちで食事にかける時間は実は結構長いものです。

一人暮しで自炊している人にとっては、調理する時間もかかりますからね。

1日2食ダイエットで1食(特に夕食)を抜くようにするということは、時間を作るということでもあるのですね。

そうやって時間ができた分、軽い運動をしたり、ストレッチをしたりしてダイエット効果をさらに高めるのも良いと思います。

せっかくのダイエットですから、うまく工夫してできるだけ短い期間で最大限の成果を出したいところですね。

一日二食ダイエットの注意点

1日2食ダイエットは1食抜くだけの簡単なダイエットですが、気を付けなければならない注意点もあります。

何も知らずに行っていると思ぬ弊害を生むことにもなりかねませんから、しっかりと理解してくださいね。

妊婦や子供はやらないこと

妊娠中は体型がふっくらしてきますし、食欲もでます。

それまでスタイルに気を使っていた人にとっては、ちょっとショックな見た目になってしまうこともあります。

とはいえ、妊娠中のダイエットは厳禁です。

体型がふっくらするのは胎児に供給する栄養を蓄えているということでもあります。

胎児は母親からしか栄養を補給できない訳ですから、母親がギリギリの栄養しかとっていなければ、母子ともに栄養不足となります。

妊娠中にふっくらした体型は出産後に徐々に戻していけばいいだけのことです。

まずは母子共に健康であることを意識してくださいね。

妊娠中と同様に成長期の子供がダイエットすることもオススメできません

この時期は大人へ向けて骨格をしっかりと形成していく時期ですし、「成長期」と呼ばれる通り、どんどん身長が伸びる時期です。

それを考えると、栄養が沢山必要なことは間違いないですよね。

医師からダイエットをすすめられるような肥満の子供以外は、ダイエットはしないようにしましょう。

水分をしっかりと摂取すること

1日2食ダイエットに限らず、水分を摂ることは普段からとても重要です。

水分を摂ることによって老廃物の排出が促進され、体内を綺麗にすると共に、痩せやすい体質になるからです。

基本的には常温~40℃くらいの白湯が良いとされていますが、0カロリーのお茶でも良いと思います。

特に黒ウーロン茶やプーアル茶などは余分な糖質や脂質を排出する作用があるので、ダイエット中の人にはオススメです。

水分を沢山とることで食欲も多少抑えられますので、尚更しっかりとると良いでしょう。

バランス良く食べること

2食に減らしたことで栄養のバランスを崩す人がいるようです。

特に一番豪華な夕食を抜いた場合は、ビタミンやタンパク質が不足し、炭水化物に栄養が偏る傾向があります。

いくらカロリーを適正範囲内に抑えたとしても、栄養素が偏ってしまっては美しいスタイルにはなれません。

それどころか、体調を崩したり、肌荒れしたりします。

2食に減らすということはカロリーを抑えるということであって、栄養不足や偏った食事を意味するものではありません

その点は間違えないようにしてくださいね。

 一日二食ダイエットで綺麗になろう

1日2食ダイエットはカロリーを適正な範囲に抑えるのに有効です。

現在食べ過ぎている人にとっては、特に効果的なダイエット方法といえるでしょう。

2食のタイミングをうまく調節すれば、思ったほどの空腹感はなく、やりやすいダイエット方法の一つでもあります。

食費を節約することもできるので、興味がある方はぜひ一度やってみてくださいね。

スポンサーリンク


※1.記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。

サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

※2.記事内の製品・サービスは、この記事に訪れた読者の方に最も適切だと判断したものを紹介しております。