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ダイエットは一生の課題…..?
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これまでに何回ダイエットに挑戦してきましたか?
だれでも痩せてきれいになって、トレンドのファッションが似合うような体型になりたいと思うのではないでしょうか?
ダイエットは、特に女性にとっては一生の課題ですね。ありとあらゆるダイエットの話題がSNSでも登場しては消えたり、復活したり…。
そんな中で今回ご紹介する塩抜きダイエットも、数年前から注目されています。
塩を抜くダイエットであることは何となく分かりますが、どんな効果があるのか早速調べてみました。
塩抜きダイエットは効果があるの?
数日で2~3kg痩せられる!と話題になっているダイエットですが、具体的にはどんな効果があるのかお話ししていきますね。
塩抜きダイエットとは?
日本食は健康食として世界にも認められている一方、料理に使われる醤油や味噌は塩分が多いことから、塩分の摂り過ぎが以前より指摘されています。
近年、減塩食品も多数販売されており、塩分を過剰に摂取することを控えるようになってきました。
実は、塩分を控えることは健康面の他にも、ダイエットにも有効なのです。
塩抜きダイエットは、3日間塩抜きの食事をするだけで効果を実感できると話題になっているダイエット方法です。
日ごろ知らず知らずのうちに摂り過ぎている塩分を抜くことで、むくみを取り、脂肪の燃焼を促すというやり方です。
古い塩分には、食べ物を摂取したときの脂肪がついて固まっています。塩抜きダイエットでは、体内に溜まっている古い塩分と脂肪を溶かして排泄させることで痩せられるようです。
塩分が多いと、体内に水分が溜まりやすく、むくみも生じやすいのです。塩抜きをすれば、余分な水分が排出され、むくみも解消できます。
日ごろ何気なく使っているさまざまな調味料や加工食品には塩が入っています。塩抜きダイエットをすると、毎日塩分をどんなに摂っているかに気づかされますよ。
期待できる効果
塩を抜いた食事を摂ることで、むくみを解消し、血流の低下を防いで、太りにくい体を作る塩抜きダイエット。
期待できる効果は、以下のようにたくさんあります。
・むくみの解消
身体は一定の塩分濃度を保っています。なので、必要以上の塩分を摂ると、水分を取り込むことで体は塩分濃度を調整しようとします。これがむくみとなるわけです。塩分を控えれば、溜まっていた水分も出されるので、むくみも解消できます。水分の排泄とむくみの解消により、体重減少効果も見られます。
・代謝が良くなる
塩分を控えると、余分な水分が出されることで、血流やリンパの流れも良くなってくるため、代謝が上がってきます。その結果、体脂肪が燃えやすくなり、痩せやすい体づくりができます。血流が良くなれば、冷え性も改善されるでしょう。
・便秘解消
塩の主成分のナトリウムとミネラルの一種カリウムの2つの成分は、バランスを保ちながら筋肉や腸の働きに作用しています。なので、ナトリウムを過剰に摂取すると、バランスが崩れて、カリウムが不足してしまい、腸の働きが弱ってきて便秘につながります。
塩分を控えれば、この2つの成分のバランスが維持されるので、腸の運動が正常に戻り、便秘を解消できるというわけです。
・美肌効果
むくみや便秘が解消されれば、肌にも良いことは分かりますが、美肌効果にはまだ他の理由があるんです。
塩分を摂りすぎると、肌の老化が早まるため、くすみなどにつながります。というのは、体が余分に摂取した塩分濃度を調整しようとして、肌の水分も奪うので乾燥を引き起こすことが原因です。
塩抜きをすることで、肌色が明るくなって整ってきます。ニキビや吹き出物もできにくくなるでしょう。
・生活習慣病を予防できる
生活習慣病の原因のひとつに塩分の摂り過ぎがあります。塩抜きダイエットをすることで、その後も減塩生活を心がけるようになるため、心臓や血管が丈夫になるなど、健康面での良い効果が現れ、生活習慣病の予防につながります。
塩抜きダイエットの効果的なやり方、方法
では、具体的な塩抜きダイエットのやり方をみていきましょう。
3日間塩分を摂取しない
塩抜きダイエットは3日間だけ行います。3日間は塩を抜いた食事を摂り、4日目から通常どおりの食事に戻します。
塩抜きということは、塩分を含む加工食品、調味料などすべてを避けた食事を摂るということです。もちろん、塩分を含むお菓子もNGです。
食品表示に「塩分含有量」または「ナトリウム」と記載があるので確認してみましょう。
塩が使われていないものは何を食べても構いません。といっても、短期間とはいえ、味付けされていないものを食べるのって、ちょっとツライですよね。
なので、通常、塩分が含まれていない以下のような調味料を使って料理します。
- 昆布だし、煮干し、かつおぶし
- 酢、レモン
- ショウガ、にんにく、こしょう、カレー粉
昆布だしで肉や魚介、野菜などを煮ると、食材の旨味が良い出汁になって、おいしいスープができますよ。
週末を利用する
平日は仕事がある方は外食などが多く、食事の管理が難しいため、週末の2日間に実践するのが良いでしょう。
週末に集中して行えば、その週に溜まっている余分な塩分を排出してリセットできるので、体調管理もしやすいです。
ゆっくりできそうな週末に、塩抜きダイエットをしてみませんか?塩分摂り過ぎになっている方は一日でも効果を実感できるそうですよ。
水分をしっかり摂取する
余分な塩分を体内から排出するために、水を多めに飲むことが大切です。
塩抜きを始めて、水を多めに飲むと一時期むくんでいるように感じることがあります。でも大丈夫です!塩抜きで塩分濃度が低くなっているので、その後水分の排出が進み、むくみは解消されてきます。
また、塩分を抑えると喉が渇かなくなりますが、だからこそ水分を多めに摂ることが必要なのです。
野菜や果物を摂取する
野菜や果物、海藻などには、水分の排出を促す作用のあるカリウムが多く含まれています。以下の食材はカリウムをたっぷり含んでいます。メニューに意識的に使ってみましょう。
- アボカド 720mg ※100gあたりの含有量
- ほうれん草 690mg
- 納豆 660mg
- やまといも 590mg
- にんにく530mg
- にら 510mg
- バナナ 358mg
塩抜きダイエットに効果的なメニューを紹介します
レシピ①
◇無塩料理☆丸ごと玉ねぎのカレー煮込み
材料 (2人分)
玉ねぎ 小2個
■ A
玉ねぎ(みじん切り) 60g
にんにく(みじん切り) 2片
じゃがいも(固茹で荒マッシュ) 1個
グリーンピース 10g
コーン 10g
■ B
カレー粉 5g
ブラックペッパー 0.5g
一味 0.3g
■ C
水(ベジブロス) 300g
トマト缶 200g
カレー粉 5g
黒糖 2g
インスタントコーヒー(ノンカフェイン) 2g
ブラックペッパー 0.5g
一味 0.5g
クミン・ターメリック・シナモン 少々1.玉ねぎの上下を落とし皮を汚れた物だけ剥いて、下から1/4を切り落とし厚めに身を残して中をくり抜く。
2.Aを玉ねぎとにんにくから順に炒めBを入れて混ぜる。
3.①に②をギュッと詰め込む。
4.中身が余ったらスープに入れて煮込んでもいいですし、ピーマンなんかに詰め込んでも★
5.Cを鍋に入れ温めたら③を入れ蓋をして弱火で30分程コトコト煮込む。お好みできのこ類を入れてもOK☆
☆無塩料理を創作研究している方のレシピです。玉ねぎを皮ごと煮込んでいます。皮にファイトケミカルという栄養素があるそうですよ。
レシピ②
◇<無塩>厚揚げとキノコのホイル焼き
材料 (2人分)
厚揚げ 1枚
キノコいろいろ ひとつかみ
ネギ 1/3本
酒 大さじ2
食塩無添加ポン酢 適量1.厚揚げは斜めにスライスしておく。ネギも斜め切り。
2.ホイルに厚揚げを乗せ、船型に整形。
3.ネギ、キノコの順に乗せ、酒をふりかける。
4.上にもホイルを乗せ、オーブントースターで10分。上のホイルを取って5分。
5.うまく火が通らない場合や、もっと時間を短縮したい場合は、ホイルのままフライパンで焼いてもOKです。
6.ポン酢をつけながらいただきます。
☆食塩無添加ポン酢が手に入らなければ、レモン汁でも良いそうですよ。キノコは数種類使うと、旨味が出ておいしいと思います。
レシピ③
◇玉ねぎヨーグルト
私がよく常備しておくのは、レシピというほどのものではありませんが、玉ねぎヨーグルトです。
容器に無糖のヨーグルト200gに玉ねぎ半個のスライスを混ぜ合わせたものを入れて冷蔵庫に入れておきます。一晩置いておくと、玉ねぎがしんなりするので食べやすいですが、すぐにでも使えます。2〜3日で食べ切ってください。
サラダの材料にしたり、サンドイッチに挟んだり、肉料理や魚料理に添えたりなど、いろいろ役立ちます。
便秘解消効果やダイエット効果があることを以前テレビ番組で知ってから必ず作っておきます。番組で紹介されたときは、塩を少し入れていましたが、私は塩なしで作っています。
ヨーグルトはそのまま食べても美味しいですが、塩抜きダイエットでは、ドレッシングなどにも使えるのでおすすめです。
塩不使用のメニューを自分でいろいろ考えていると、オリジナルの美味しいレシピができるかもしれませんね!
塩抜きダイエットの注意点
ダイエットや健康・美容に多くの効果がある塩抜きダイエットですが、注意点もあります。
3食しっかりと摂取する
塩抜きダイエットは、摂取する食事のカロリーを制限するような方法ではありません。塩を抜くこと以外は、いつものように3食をしっかりと摂るため、空腹からくるストレスは少ないといえます。
食事量では全く問題ないですが、まずは味に慣れることがポイントになりそうですね。
3日以上は行わない
3日以上は絶対に行わないでください!塩分は体にとって必要不可欠な成分です。
摂り過ぎることは、もちろん心筋梗塞などの危険性も高まりますが、塩分を全く摂らないと、体のバランスが崩れ、健康を損ないます。
たとえば、血圧低下、循環不全、神経障害などのリスクがあります。塩抜き中でも、だるさやめまいなど、何らかの体の異常を感じたら塩抜きは直ちに中止してください。
塩分の摂りすぎはもちろん良くないことですが、健康的に減塩生活をするためには、1日に塩分4グラムは摂取してくださいね。
調味料に気をつける
塩抜きダイエットで意外と盲点になるのが調味料です。
調味料については、先に少しお話しましたが、塩以外にも、下記の調味料には塩分が含まれているので使えません。
- 醤油、味噌、
- ソース、ケチャップ、
- ドレッシング、
- 市販のダシ、ブイヨン、コンソメなど
塩なしの味付けとしておすすめなのは、酢+こしょう+レモン汁。さっぱりとしたドレッシングになります。
塩抜きダイエットと糖質制限ダイエットを比較
塩を抜く方法と糖質を抜く方法、この2つのダイエットを比較してみました。
糖質制限ダイエットとは?
糖尿病の人のために考えられた食事療法が始まりです。糖質の摂取量を抑えることで、血糖値をコントロールし、ダイエット効果を出すことが目的。
基本的に食事の量を減らす必要がないので、ストレスなくダイエットできるという点は魅力ですね。
メリットとデメリット比較しました
◇糖質制限ダイエット
・メリット
ダイエット効果…インスリンの分泌が減ることで、糖が脂肪として吸収されにくくなる
・デメリット
たんぱく質に栄養が偏りがちになる
◇塩抜きダイエット
・メリット
即効性がある…3日間で2~3キロの減量が可能
・デメリット
リバウンドしやすい…水分の減少による一時的な減量なので、リバウンドの確率が高い
それぞれの主なメリットとデメリットだけを挙げました。共通点としては、どちらも食事量の制限はないので空腹感からくるストレスがありませんが、レシピに工夫が必要であり、きちんと行うにはそれなりに手間がかかることです。
ダイエット面では、糖質制限ダイエットの方が高いと思います。塩抜きダイエットは減量というよりは、塩分を摂らないことによる食生活の改善が大きいのではないでしょうか。
自分にあったダイエットをしよう
糖質制限ダイエットは肥満型の人に向く方法であり、一方、塩抜きダイエットは、塩分を摂り過ぎている人やむくみやすい人に向く方法といえます。
効果があるダイエットだからと、あまり深く考えずに実行するのではなく、自分に合うダイエット方法であるかどうかをよく検討してから行いましょう。
塩抜きダイエットでむくみ解消!
塩抜きダイエットは食事制限ではないので、空腹と戦わなくてよいのがメリットですね。味の薄さに慣れる必要はありますが、3日間限りならやっていけそうというのもポイントです。
むくみが解消されることでダイエット効果がある方法ですが、体質改善や美肌にも良い効果がある点なども魅力ですね。
ただし、塩分は決して体に悪いのもではなく、むしろ必要な栄養素です。適度に摂ることが健康のために大切なこと。なので、効果があったからといって、何日も続けるのではなく、必ず3日間の期間を守りましょう。
ダイエット後も、減塩を意識した食事を摂るように変われば大きな収穫といえるでしょう。
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