水泳がダイエットにいい理由


水泳がダイエットに効果的と言われている理由はいくつかありますが、ここでは主な理由を3つ見ていきましょう。

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全身運動で引き締め効果がある

水泳を行った方なら分かると思いますが、泳ぐためには腕や足、背中を始めとした全身の筋肉を使っています

クロールや平泳ぎなどどのような泳ぎを見ても、足や腕などを大きく動かさなければ前に進めません。

また、背中や腰のひねりを駆使しながら息継ぎもするため、腕や足の筋肉だけでなく、日常生活ではなかなか鍛えられない背中の筋肉や腹筋も鍛えることができます。

このように、全身の筋肉を上手に使いながら前に進んでいくため、全身の引き締め効果を期待できます。

他の有酸素運動と比べてカロリーを多く消費する

ジョギングやウォーキングなど有酸素運動は他にもありますが、中でも水泳は消費カロリーが多い有酸素運動の一つです。

消費カロリーが高いほどダイエット成功に近づくため、気になる方は多いでしょう。

1時間ジョギングをすると女性であればおよそ470kcal消費しますが、1時間クロールして泳ぐとなんと1000kcal以上消費すると言われています。

ジョギングと比べて約2倍以上カロリーを同じ時間で消費できるため、ダイエットに最適ですね。

体に負担をかけずに楽しみながら痩せられる

ダイエットを効果的に行うためには、一度にたくさんやるのではなく継続的に行い続けるのが大切。

そのため、ジョギングやウォーキングなどを毎日行っている方も多いと思いますが、体重が重いと足腰や膝などに負担をかけて痛くなることがあります。

折角ダイエットをしようとしているのに、体に負担をかけ過ぎて結局継続して続けられなくなった…という経験がある方もいるでしょう。

しかし、水泳の場合は、浮力により体が軽く感じられ、長い期間行ったとしても体への負担が軽減できます。

体への負担が少なく、長い期間行うことで泳ぎが上達していくため、楽しみながら痩せることができますよ!

水泳ダイエットの効果


水泳ダイエットを長く続けていくことで、うれしい効果が多く得られます。

血行やリンパの流れが良くなる

普段の生活では、下方向に重力がかかりやすく、血液やリンパが下に滞りやすくなり、下半身が太りやすくなりますよね。

水泳の場合、水の中を泳いでいるだけで、全身の筋肉が適度に刺激されたり、水圧が適度にかかったりすることで全身の血流が改善されます。

下方向へ滞りやすい血流やリンパの流れが良くなるため、代謝がアップし、老廃物を外に排出しやすくなるんです!

しかも程よい水圧により、マッサージと同じような効果が得られるため、下半身のむくみやたるみなどを改善することも可能。

楽しく泳ぎながら、健康的に痩せやすい体に近づくことができますね。

体への負担が少なくて続けやすい

ジョギングやウォーキングは続けていると、重力が下方向にかかるため、足や膝、腰などが痛くなる場合がありますよね。

しかし、水泳の場合は浮力により体への負担が軽減されるため、ケガのリスクが低く、子どもからお年寄りまで幅広い年代の方が楽しむことができます。

ダイエットを続けていくうえで、体への負担が少ないことは重要なこと。

ジョギングやウォーキングを続けていくのに不安を抱えている方は、水泳ダイエットであれば続けやすいかもしれませんね。

全身に筋肉だけでなくインナーマッスルも鍛えられる

水泳ダイエットを続けていると、腕や足、背中などの全身の筋肉だけでなく、インナーマッスルも鍛えることが可能。

インナーマッスルとは、体の深いところにある筋肉の総称であり、普段の生活の中では鍛えるのが難しい部分です。

インナーマッスルを鍛えることで、基礎代謝がアップするだけでなく、姿勢が良くなったり、内蔵の位置を正しい位置に戻してウエストを細くしたりする効果が期待できます。

最近お腹が出てきた、お腹周りにくびれが欲しい…と言った悩みを抱えている方には、水泳ダイエットが効果的ですね。

全身の筋肉とともにインナーマッスルを鍛えることで、姿勢が美しくてバランスの良い綺麗なボディラインを手に入れることができますよ!

リラックス効果やストレス解消効果もある

ジョギングなどの運動をしている時には、重力が常にかかっているため、気づかないうちに体はストレスを感じています。

しかし、水泳の場合には水の中に浮いているだけで、重力から解放され、体も脳もリラックスした状態になると言われています。

また、自然の川や海でなくても、プールの自然な水の流れによるさざ波が、心を落ち着かせるリラックス効果を生み出すとされています。

リラックスした状態は、睡眠にも良いと言われており、深い睡眠につくことができます。

日々のストレスや睡眠不足に悩んでいる方は、水泳に打ち込んでみるとモヤモヤが発散されてスッキリした気持ちになれるのでおススメですよ!

初心者にもオススメ!水泳ダイエットの方法


初心者でも安心して水泳ダイエットを成功させるための方法をここではご紹介します。

正しく行うことで、ダイエット効果を高めて理想の体を手に入れましょう!

準備体操やストレッチを欠かさずに

ジョギングにしても水泳にしても、どんな運動でも必ず準備体操は必要です。

陸上にはない水圧がかかるため、足がつりやすくなったり、心臓に負担がかかったりすることがあるので注意しなければなりません。

水の中に入る前には必ず準備体操やストレッチを行い、体や筋肉を十分ほぐしましょう。

筋肉をほぐしてあげることで、血流やリンパの流れが良くなり、脂肪や老廃物が流れやすくなりますよ!

ストレッチの後は、体を水に慣れさせるために水中ウォーキングから始めましょう。

水泳の種類と消費カロリーの確認

クロールや平泳ぎなど泳ぎ方にはさまざまな種類がありますが、水泳ダイエットでは自分の好きな泳ぎ方を行ってOK。

クロール

消費カロリーが高いとされているクロールの場合は、1時間泳ぐだけでも1000kcalの消費カロリーが期待できます。

泳ぐ際には、足の付け根から大きく足を動かすようにしながらバタ足を行い、腕を使いながらゆっくりと進んでいきましょう。

ダイエット効果を高めるために、最初は10分程度連続で泳ぐことを心がけましょう。

バタフライ

一方、一番大きくカロリーを消費しそうなバタフライは、上級者向けの泳ぎ方と言え、長時間泳ぎ続けるのは難しいため水泳ダイエットには向いていません

消費カロリーを比べてみても、クロールとさほど大差はありません。

バタフライに挑戦する場合には、20分程度連続で泳ぎ続けることで効果が出やすくなります。

平泳ぎ

平泳ぎの場合には、1時間当たり500~600kcal消費すると言われており、腕や足を大きく動かすほど消費カロリーは大きくなります。

カエルのように股関節を大きく開いて泳ぐため、下半身が痩せやすくなったり、むくみが解消されやすくなったりする効果が期待できます。

ゆっくり泳ぐことで効果が出やすいと言われているため、30分程度を目標に泳いでみましょう。

背泳ぎ

背泳ぎは、クロールやバタフライ、平泳ぎと比べて一番カロリー消費量が少ないと言われています。

しかし、背泳ぎを行うことで、肩甲骨周りの筋肉をほぐすことができ、背中の筋肉を強化することが可能。

クロールや平泳ぎを続けている中で、ちょっと気分転換に行ってみると良いかもしれませんね。

背泳ぎを行う場合には、10~20分程度継続してゆっくり長く泳ぐようにしましょう。

水泳に通う頻度

水泳ダイエットは体への負担が少なく、続けやすいダイエットですが、消費カロリーが非常に高いため疲れやすくなります

折角体への負担が少ないのに、水泳をし過ぎて体が疲れてしまい、続けるのがきつくなったと感じてしまってはもったいないですよね。

最初は週1程度の頻度でスタートして、慣れてきたら週2~3と言ったように通うペースを増やしていきましょう。

体調や仕事、家事の状況などに合わせて継続的に行うことで、理想の体を手に入れましょう。

水泳ダイエットの注意点


水泳ダイエットを長く楽しく行うためには、気をつけておかなければならないことがいくつかあります。

水泳ダイエットを成功させるために頭に入れておきたい注意点をここでは3つチェックしていきましょう。

最初から無理をしない

水泳は水圧を受けながら、全身の筋肉を使うためエネルギーの消耗が激しいスポーツ。

特に、最初はたくさん泳ごうと無理をし過ぎてしまう方が多いですが、無理は禁物です。

他の人がたくさん泳いでいるからと言って、自分も合わせる必要はありません。

20分~30分程度を目安に泳ぎ続けて、自分の体の調子に合わせて休憩をこまめに取りながら、自分のペースで楽しく泳ぎましょう。

水分補給はこまめに

水の中とはいえ、エネルギー消耗が激しい水泳は汗をかきやすいです。

水の中にいるため実際の汗の量はわかりづらいですが、喉が渇いていないと感じていても、体の水分量が減っている恐れがあるため注意が必要。

休憩中も泳ぎ終わった後も水分補給を心がけ、体のケアを心がけましょう。

たんぱく質を多めに食べる

水泳ダイエットでは、筋肉量をアップさせながら代謝を良くして脂肪を燃焼していきます。

筋肉を健康的に程よく付けるために、特に必要となる栄養素がたんぱく質

鶏肉や納豆などに含まれるたんぱく質を摂取することにより、良質な筋肉を作ることができるのです。

1日3食を基本として野菜や魚、炭水化物などバランスの良い食生活を大切にして、水泳ダイエット中はたんぱく質を少し多めに摂取するようにしましょう。

ただ、水泳ダイエット中は多くのカロリーを消費するため、お腹が空きやすくなっています。

せっかくダイエットしてもカロリーの高いものを食べ過ぎると痩せにくくなってしまうたため、お肉や乳製品などの摂り過ぎに注意してくださいね。

水泳ダイエットのまとめ

水泳ダイエットを成功させるコツとしては、こまめな水分補給や休憩に気を付けながら、長い時間をかけてゆっくりと泳ぐこと。

水泳ダイエットは速く泳ぐことよりも、長い時間ゆっくりと体を動かしながら泳ぎ続けることが大切です。

ただ、長い時間水中に留まると体の温度が下がっていくため、自分の体調と相談して休憩しながら水泳を楽しむようにしましょう。

泳ぎに不安がある方や苦手な方は、ビート板などを使ってバタ足の練習や水中ウォーキングなどを行い、まずは水に慣れてみることをおススメします。

体調管理や食生活の管理に十分気を付けながら、思いっきり体を動かして、スリムな引き締まった体を手に入れましょう!

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