餃子とダイエットの関係


単に食事量を制限するだけのダイエットでは、筋肉が落ちてしまって、リバウンドしやすい体になってしまします。

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また、栄養が不足することで、肌荒れや体調不良の原因にもなります。

その点、餃子にはダイエットに有効で、かつ、体調を維持するのに必要な栄養素が沢山含まれています

餃子は実はヘルシー

そもそも、餃子にはどれくらいのカロリーが含まれているのでしょうか?

豚肉、キャベツ、ニラ、生姜、ニンニクといった一般的な食材で作られた餃子は、1個あたり約35~40キロカロリーだと言われています。

通常の食事量であれば、餃子を10個も食べればそこそこお腹いっぱいになります。

つもり約350~400キロカロリーでそこそこの満腹感が得られる訳です。

ちなみに、カツカレーは800~900キロカロリー、牛丼の並盛で660キロカロリーだと言われています。

このように、見た目の割には低カロリーな餃子ですが、含まれている栄養素も非常に優秀です。

豚肉やニラ、ニンニクといった栄養価の高い食材をふんだんに使用しているため、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルといった5大栄養素をバランスよく備えています。

ダイエットはバランスの良い食事を摂りながら行うのがベストだと言われていますが、餃子はまさにダイエットにうってつけのメニューといえそうですね。

豚肉にはビタミン、たんぱく質がたっぷり

餃子に使われる豚肉にはタンパク質とビタミンBが豊富に含まれています。

タンパク質は筋肉の生成と維持に必要不可欠な栄養素です。

タンパク質が不足してくると、いくら筋トレをしても筋肉はつきません。

それどころかどんどん筋肉が衰えていき、太りやすい体になってしまいます。

「お肉を食べると太る」と考えている女性は多いのですが、厳密にいうとこれは間違いです。

肉に含まれるタンパク質やアミノ酸はダイエットには必須の栄養素だということを覚えておきましょう。

また、豚肉に含まれるビタミンBもダイエットにとても有効です。

ビタミンBはお米やパンなどに含まれる糖質の代謝を促進する働きがあります。

ご存じのとおり、糖質の摂り過ぎは太る原因となります。

その糖質を消費させるサポートをしてくれるのですから、ビタミンBがいかにダイエットに有効かがわかりますよね。

豚肉はあらゆる食材の中でもビタミンBの含有量がトップクラスなので、餃子ダイエットに限らず、ダイエット中の方や筋肉をつけたい方にはオススメの食材のひとつです。

キャベツや生姜で代謝を促進

餃子に使われるキャベツや生姜にも代謝を促進させる効果があります。

キャベツの場合は、食物繊維を大量に含んでいて、便秘対策に良いとされています。

これは腸の働きが活性化するからなのですが、この時、腸では大量のエネルギーが消費される(=代謝が良くなっている)のです。

また、生姜の場合は、「ジンゲロール」「ショウガオール」という辛味成分によって、体温が上昇します。

人間の体は、体温が上昇すると血行がよくなり、自然と代謝が良くなるようにできています。

キャベツと生姜を大量に含む餃子が代謝をアップさせるといわれるのはこういった理由があるのです。

餃子ダイエットのやり方

それでは、実際に餃子を使ってダイエットをする場合、どのようにして行えばよいのでしょうか?

一食置き換えダイエット

餃子ダイエットのやり方は簡単で、1日3回の食事のどれかを餃子に置き換えるだけです。

睡眠をとる夜間よりも、活動している日中の方がカロリー消費が多いため、本来であれば朝食に餃子を食べるのがベストではあるのですが、、、

ニオイや作る手間といった問題があります。

そこで、餃子以外の食べ物の量を減らすことを前提として、夕食に餃子を食べるのも良いと思います。

一般的な人は一日の食事の中で夕食が一番豪華でハイカロリーとなっています。

このハイカロリーな食事を餃子に置き換えて摂取カロリーを減らしていけば、その差がダイエット効果として現れます。

また、餃子ダイエットは「置き換えダイエット」なので、基本的には餃子のみを食べることになります。

餃子とスープと小鉢とご飯と・・・みたいな食べ方をしていては、効果はありません。

間違えないようしてくださいね。

餃子は何個まで食べてもいい?

餃子ダイエットにおける食べる量ですが、12~15個程度が良いようです。

実際に食べてみると分かりますが、通常サイズの餃子を12~15個となるとかなりのボリュームがあります。

それは、一般的な中華料理店の餃子一人前が6~8個であることからもおわかりいただけると思います。

12~15個となると二人前以上となりますが、これで摂取カロリーは約400キロカロリー程度になります。

これだけ餃子をたべれば、計算上、ビタミンやミネラル等も充分に摂取できていることになります。

少ない量でも充分な栄養素を補給できるのが、餃子ダイエットの長所といえるでしょう。

餃子ダイエットの効果


餃子ダイエットには、主に代謝促進、便秘改善、脂肪燃焼の3つの効果があります。

代謝が促進される

餃子に使用される豚肉やニラにはビタミンBが豊富に含まれています。

そのビタミンBが代謝を促進することは既にご説明したとおりです。

ビタミンは過熱すると破壊されてしまうのですが、餃子に含まれる豚肉やニラは皮に守られているので、ビタミンが破壊されにくい状態にあります。

そのため、直接焼いたり煮たりする調理方法よりも、多くのビタミンを摂ることができます。

便秘が改善される

餃子には、キャベツや生姜が使用されています。

キャベツは食物繊維を沢山含んでいて、便秘解消に効果的であることはご存じだと思います。

また、生姜には、血行を良くする働きがあります。

血行が良くなると、排泄機能が高まると言われています。

この二つの食材の効果によって便秘が解消され、同時に余分な脂質や糖質を排出してくれるようになります。

脂肪燃焼効果もある

生姜による血行促進は、脂肪燃焼の効果も期待できます。

生姜を食べると血行が良くなり体温が上昇します。

この体温が上昇した状態は、脂肪が燃焼しやすい状態とされています。

そのため、生姜成分を含むサプリなどは、運動前に飲むことを推奨しているものが沢山あります。

もちろん、呼吸やまばたきによる基本的な活動によっても、生姜を食べた後は脂肪を燃焼させやすくなっています。

餃子ダイエットの注意点


美味しい餃子を食べるだけ痩せられる餃子ダイエットですが、それには注意点もあります。

餃子はご飯と食べると太る

餃子ダイエットでは1食に12~15個ほど食べることを推奨していますが、そこにご飯やビール、その他のハイカロリーなおかずも食べてしまうと、カロリーオーバーとなります。

20代男性の1日の摂取カロリーの目安は男性で2300キロカロリー、女性で1800キロカロリーです。

これを3食に分けて摂取するとなると、男性で1食あたり770キロカロリー以下、女性で600キロカロリー以下となります。

基礎代謝が下がっている30代、40代なら、この数値はもっと少なくなります。

実際に計算してみると分かりますが、このカロリー数をオーバーして食べていることは多いと思います。

例えば、ご飯のカロリーは一食分160gで約270キロカロリーほどあります。

ここに餃子12~15個で摂取する約400キロカロリーを足すと、670キロカロリーとなり、女性ならすでにオーバーしてしまいます。

また、餃子とご飯の組み合わせでは炭水化物の摂り過ぎになってしまいます。

餃子の4分の1は皮でできていますが、その皮の主成分は炭水化物です。

餃子だけたべるのなら丁度良いバランスなのですが、ここにご飯の炭水化物が加わると、糖質の摂り過ぎとなってしまうのです。

炭水化物は適量であれば体に必須の栄養素ですが、摂り過ぎてしまうと太る原因となるので、注意が必要です。

餃子ダイエットではご飯は食べないようにしましょう。

食べ過ぎに注意

いくら餃子にダイエットに効果的な栄養素が多いといっても、脂質や糖質も含まれています。

よって、食べ過ぎてしまうと、餃子だけの食事であってもカロリーオーバーとなります。

12~15個というのは、必要な栄養素を補給できて、尚且つカロリーオーバーにならないギリギリの数字なのです。

どうしても12~15個では足りないという人は、中に詰める食材を工夫すると良いでしょう。

たとえば、キャベツやニラを増やせば、その食物繊維によってお腹が膨れるので、満腹感がはやくやってきます。

または、キノコ類やイカなどのノンカロリーフードを具として使用することもおすすめです。

焼くより茹でるのがおすすめ

餃子といっても、焼き餃子、蒸し餃子、水餃子と、食べ方は色々あります。

ダイエットの観点からいえば、焼き餃子よりも蒸し餃子や水餃子の方をおすすめします。

それは摂取する油の量が減るからです。

餃子の皮は油を吸いやすい性質があります。

そのため、焼く時にフライパンに敷いた油を餃子の皮が吸ってしまうのです。

当然、その分だけカロリーが高くなってしまいます。

それよりは、蒸し餃子や水餃子にしてなるべく余分な油を使わない調理方法がおすすめです。

どうしても焼き餃子が食べたいという人は、テフロン加工されたフライパンなど、油を使用しなくても焼くことができる調理器具をつかうことオススメします。

餃子ダイエットの口コミ


それでは、実際に餃子ダイエットを行った人の感想を見てみましょう。

口コミ

「ご飯を食べないということで、お腹いっぱいになるのかと不安だったけど、意外と満腹になりますね。私の場合はキャベツ多めの具にしています」(28歳 女性 看護師)

「本当に餃子でダイエットできるのか心配でしたが、2週間で1.5㎏ほど痩せることができました。食事制限をしているという辛さは感じないので、ダイエットしながらでもしっかり食べたいという人にオススメの方法だと思います」(33歳 女性 主婦)

「2ヶ月で体重が-3.5㎏になりました。焼き餃子と蒸し餃子を交互に作るようにして、タレも色々とアレンジして食べていたので、飽きることはありませんでした。大量に作り置きして冷凍しておけば良いので、意外と楽なダイエット方法ですよ」(35歳 女性 会社員)

「これまでは食事の量を極端に減らすダイエットを行ってきました。短期間で成果は出るのですが、どうしてもリバウンドしてしまいます。その点餃子ダイエットではリバウンドしませんでした。1ヶ月で2㎏ほど痩せて、それ以降も体重がキープできているので、やってみて良かったです」(26歳 女性 主婦)

口コミまとめ

餃子ダイエットの口コミをみていると、ダイエットに成功している人が多いようですね。

これまで摂り過ぎていたカロリーを餃子によって減らす訳ですから、ある程度のダイエット効果がでることは理にかなっていると思います。

また、絶食ではないので、リバウンドしないというメリットがあるのも嬉しい点ですね。

ダイエットに即効性を求めてしまうと、どうしてもリバウンドしやすい体になってしまいます。

「早く痩せたい」という気持ちは分かりますが、リバウンドしては意味がないので、餃子でリバウンドしにくい体を作りつつ、徐々に痩せて行く方が賢い選択だと思いますよ。

餃子ダイエットのまとめ

餃子に使用される豚肉やニラ、キャベツ、生姜などの食材は、どれもダイエットに有効な栄養素を豊富に含んでいます。

そのため、これらの集合体である餃子は置き換えダイエットにとても効果的なメニューとなっています。

食べる量も一回の食事として充分に空腹を満たすことができますし、リバウンドしない体をつくることもできます

餃子ダイエット中はご飯やビールなど、今まで餃子と一緒に食べていたものを控える必要がありますが、このダイエットによって基礎代謝を高めて太りにくい体を作っておけば、その分だけ後々沢山飲み食いできるようになります。

美味しい物を沢山食べても太らない体になるためにも、まずは餃子でダイエットすることをオススメします。

日頃食事制限で辛いダイエットをしている方は、ぜひ一度餃子ダイエットを試してみてはいかがでしょうか?

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