目次
甘酒のダイエット効果って?
甘酒がダイエットに良い飲み物と言われても、正直ピンときません。
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甘酒なんて飲んだこともない方もいると思います。
甘酒にどんなダイエットに良い効果があるのか気になるところです。
では、さっそく説明しますね。
便秘改善効果
甘酒は発酵食品なので整腸作用があります。
また、腸内にある善玉菌の一種の乳酸菌やオリゴ糖、さらに食物繊維が含まれているので、腸内環境をしっかりと整えてくれるのです。
便秘がちの人にはおすすめの飲み物といえるでしょう。
腸内の環境が悪化すると、善玉菌の量が減少してきて、悪玉菌が増えてきます。
その結果、できたガスが血液と一緒に流れていくと、お肌にも影響が出てきて、肌あれにも繋がってしまいます。
新陳代謝を良くして体質改善
発酵食品の甘酒には、酵素が十分に含まれています。
甘酒で酵素を補えば、消化機能をサポートできるので、もともと体に存在している潜在酵素が代謝を活発にさせ、新陳代謝を促します。
糖質や脂質などの代謝には、ビタミンB群が必須です。
甘酒には、そのビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6など)が豊富に含まれています。
甘酒を飲めば、代謝が活発になるので、次第にやせやすい体質になるというわけです。
カロリー消費量が自然と増えていくため、無理なダイエットと異なり、リバウンドしにくいことも特徴です。
一食置き換えでも満腹感がある
甘酒にはブドウ糖が含まれていますが、このブドウ糖は血糖値を上げてくれるので、満腹感が得やすいのです。
ちょっとお腹が空いても、甘酒を飲めば、空腹を忘れさせてくれるので、間食したり、食べ過ぎたりするのを防いでくれます。
一食置き換えダイエットには相応しい飲み物ではないでしょうか。
甘酒ダイエットの方法
では、甘酒ダイエットをするためには、具体的にどんな風に甘酒を取り入れたら良いでしょうか。
一番気になる方法についてお伝えします。
一食置き換えダイエット
ダイエットをするなら、基本的に一食を甘酒に置き換える方法をおすすめします。
三食のうち朝食が比較的取り入れやすいでしょう。
温かい甘酒で体を温める意味でも、一日の始まりである朝がベストです。
ただし、必ず朝に行うというわけではなく、自分の都合の良い時間の食事を置き換えてください。
間食を甘酒にしてダイエット
ちょっとお腹が空いてきて、つい甘いものに手が伸びそうになったとき、甘酒を少し飲むだけでも、不思議と満腹感が得られますよ。
おやつ代わりに甘酒を飲むことを習慣にすれば、余分なカロリーを摂ることを避けられます。
調味料として甘酒を加える
甘酒は飲むだけではありません。
調味料として料理に使う方法もあるんですよ。
●シュガーレスの甘みとして
ヨーグルトに、お砂糖やはちみつの代わりに入れてみましょう。
ヨーグルトと甘酒の2種類の発酵食品で、さらに腸内環境が整いそうですね。
グリーンスムージーなどをつくったときの甘みにもおススメ。
また、果物と一緒に入れてミキサーにかけ凍らせると、シャーベットにも。
いずれも甘酒の量はお砂糖を入れるときと同じくらいの量でよいですよ。
●照り焼きチキンのつけダレとして
鶏肉の照り焼きを作るときに、100gほどの甘酒に鶏肉を1枚半日くらい漬け込むと、肉質が柔らかくなってきます。
さらに砂糖を使わなくても、漬け込んだ時の甘みにより、美味しい味になります。
焼く時は焦げやすいので気をつけてくださいね。
甘酒には他にも素敵な効果がある?
甘酒にはダイエット効果以外にも、女性には特にうれしい効果がありますので、ご紹介しますね。
美白効果
麹がシミや美白に良いという話を聞いたことがありませんか?
麹はメラニンが作られるのを防いでくれるので、美肌も期待できるのです。
また、甘酒にはビタミンB2が多いですが、ビタミンB2はお肌の機能に働きかけ、肌の保湿やハリ、弾力などを与えてくれます。
美容液の代わりに、甘酒を肌に塗ることもできるんです!
化粧品の刺激物などに弱い敏感肌の方は、自分で作った甘酒なら、添加物などが入っていないので、安心して使えそうですね。
甘酒には、ビタミンB2のほかにも、B1、B6などのビタミンB群も豊富。
ビタミンB群はタンパク質の合成にも関わる成分なので、内側からきれいな肌にしてくれます。
特にビタミンB群は不足しやすいので、甘酒で補いたい栄養素ですね。
美髪効果
甘酒には髪によい成分が2つ含まれています。
そのひとつ、ビオチンはコラーゲンなどを作る働きがあります。
また、体のエネルギー代謝にも関わる成分のため、頭皮の新陳代謝を活発にし、頭皮の皮下組織の血流も促すので、美髪効果が期待できるのです。
さらに甘酒のコウジ酸は、頭皮のアンチエイジングに効果があり、若々しい頭皮を保ってくれます。
リラックス効果
甘酒に含まれているGABAと呼ばれるアミノ酸の一種とパントテン酸は、ストレスを軽減し、興奮した神経を鎮めて安定させる効果があります。
また、ビタミンB6も、イライラをおさえるといわれています。
甘酒には、身体を温める作用もあるので、就寝前に飲むと、血流がよくなって、副交感神経が優位になり、リラックス!入眠効果も期待できますよ。
甘酒が古来より親しまれているのは、このように疲れを癒して、リラックスさせる効果が大きいことも人気の理由かもしれませんね。
おいしく食べて続けよう!
甘酒にもいろいろな種類がありますが、どのような甘酒がダイエットに適しているのでしょうか?
ここでは、甘酒を美味しく飲めるヒントもご紹介します。
ダイエットにオススメの甘酒
甘酒には、酒粕から作られるものもありますが、甘酒ダイエットを行うのならば、毎日飲むことになるので、ノンアルコールタイプの米麹で作る甘酒がオススメです。
お粥状態の米に米麹を加えて作る甘酒の甘み成分は、でんぷんからの自然の甘みですから、ダイエットにおすすめなのです。甘さがあるので、満腹感も得られますよ。
甘酒の美味しいアレンジレシピ
毎日飲み続けるには、味のバリエーションも欲しいですよね。ここでは、他の食材を使った甘酒のおいしい飲み方をご紹介します。
甘酒が苦手な人も、アレンジレシピの甘酒なら飲みやすいかもしれませんよ。
1 豆乳やバナナを加える
美容やダイエットに良い豆乳を加えてみましょう。
豆乳と甘酒を同じ割合で混ぜるだけ!お好みで割合を変えてみてもよいですね。
バナナを入れて、ミキサーで攪拌するとさらに美味しくなります。
2. ココアを加える
甘酒が苦手な人はココアを加えてみてください。
ココアのほのかな甘さは癒されますよね。
ココアの香りで甘酒の匂いが消えてしまうので、飲みやすくなります。
甘酒が苦手な人におすすめの飲み方ですから、甘酒が好きな方にはおすすめしません。
ココアもダイエットや美容に有効な成分が含まれています。
2 生姜をプラス
身体を温める作用があるショウガを加えると、ショウガの辛味成分により、血行がよくなり、発汗効果も!
体が温まると、カロリーの消費も進んできます。
生姜にはリラックス効果もあるので、疲れたり、ストレスが溜まったったりしている人も癒しのひとときを感じられるでしょう。
甘酒を手作りする
甘酒は炊飯器を使って自宅でも簡単に作れますよ。ではレジピをご紹介します。
【材料】米糀300g、米1.5合
【作り方】
- 炊飯器を使って、お粥を炊きます。
- 炊けたら、お粥を混ぜながら60℃くらいまで下げます。(温度計があると便利かも)
- 60℃くらいになったら、米麹を加えて、良く混ぜ、さらにもう少し冷まします。
- つぎに炊飯器の保温を設定して、蓋の代わりに、布巾で被います。
- 2時間ごとにかき混ぜます。
- 美味しい甘酒のよい温度は50℃から60℃ですから、温度が高そうだったら、かき混ぜてください。
- 5~6時間くらい経つと、甘みが出てきます。8時間ほどで出来上がり!
※つぶつぶのまま飲んでも、こしてなめらかな甘酒にしてもいいですね。
米麹の賞味期限は短いので、容器に入れたら、必ず冷蔵庫か冷凍庫で保存してください。
ちなみに、冷凍庫で保存すると甘酒シャーベットが完成します!
甘酒ダイエットの注意点
健康と美容に良い甘酒を使ったダイエットにも落とし穴はありますよ。
つぎは注意点です!
市販の甘酒には砂糖が入っている
甘酒のカロリーは、100gあたり81kcalですから、それほど高くはないですね。
ただし、このカロリーの数値は砂糖の入っていない甘酒のカロリーなんです。
「ダイエットにオススメの甘酒」のところでもお伝えしましたが、甘酒には米麹ベースの甘酒と酒粕ベースの甘酒があります。
ダイエットにオススメの米麹から作る甘酒は、ブドウ糖による自然の甘みなので、基本的に砂糖は加えられていません。
ところが、酒粕ベースの甘酒の場合、そのままでは甘みがないため、通常は砂糖が入っています。
砂糖大さじ1杯というと35kcalですから、米麹ベースの甘酒の方がよりヘルシーということになります。
飲みすぎるとカロリーオーバーになる
甘酒ダイエットをするときは、上記のことに注意してください。
自分で米麹を使って作るのであれば砂糖は入っていないので安心ですが、スーパーやコンビニで甘酒を買う時は、カロリーを確認してみてくださいね。
ヘルシーだからと、毎日飲んでいても、砂糖が入っていれば太ってしまうかもしれませんよ。
甘酒ダイエットの口コミまとめ
では、実際に甘酒ダイエットを行っている人の口コミを見てみましょう。
食事前に甘酒を飲みましたが、本当に満腹感があったので、食事の量を減らせました。
便秘が解消したせいか、結局10日間で2kg減量!
甘酒を飲むようになってから、間食をあまりしなくなりました。
体がポカポカするので、運動をしたり、お風呂に入ったりすると、汗がよく出ます。
代謝アップを実感しています。
便秘を解消できました。体重も少しですが変化あり。
ハリとツヤがお肌に戻ってきたので、甘酒の効果を感じています。
甘酒の作り方を教えてもらったので作ってみた。
滑らかなものより、私はつぶつぶ食感がある方が好き。
甘酒は自分で手作りするに限る。
甘酒ダイエット、最近のブームですね。
「便秘が解消した」という口コミが多く見られました。
やはり、発酵食品ならではの効果が現われているようですね。
体重に関しては、それほど大幅に減量できている人は少ないようです。
このダイエットは、甘酒の効果だけですぐに痩せられるという方法ではありません。
他のダイエットと同様、食事や運動にも気をつけることが必要ですよ。
甘酒ダイエットのまとめ
甘酒は、お正月などの行事での飲み物と思っていましたが、こんなに健康・美容効果があるのなら、まずは一度お店で買って飲んでみたいですね。
手作りも意外と簡単なので、試してみましょう。
日本に昔からある飲み物で、お肌や髪もきれいになれるなんて、日本人として、ちょっとうれしい気持ちになります。
健康的にきれいになれることを目標に、まずは、朝食を甘酒で置き換えることから始めてみませんか。
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