ブロッコリーのダイエット効果は?


ダイエットといえば、ライザップが連想できるくらいあのCMは説得力がありインパクト大ですよね。

スポンサーリンク

AKBの峰岸みなみさんもライザップのCMに登場した芸能人のひとり。CMではその美しい筋肉のついたボディが注目を集めましたね。

彼女はブロッコリーを食べて減量したそうです。ライザップで必ず勧められる食材のひとつがブロッコリーだそうです。

ではそのダイエット効果に注目していきましょう。

脂肪燃焼効果

ブロッコリーは、脂肪を燃焼させる働きをするクロムというミネラルが豊富です。

また、脂質をエネルギーとして燃焼させるために不可欠なビタミンB2も多く含まれており、脂肪を溜め込みにくいのが特徴のひとつ。

ブロッコリーを食べれば、脂肪をより燃焼できるなんてダイエッターにはうれしい情報ですよね。

ぜひ積極的に毎日の食事に取り入れたいものです。

低カロリー、高たんぱくが魅力

カロリーは100グラムあたり33kcalと低カロリーなので、たくさん食べても大丈夫。

しかも高タンパクだからダイエットに最適なんです。

高タンパクの食べ物を摂って筋トレすると筋力もつきます。すると代謝も上がってくるので、脂肪が燃えやすいといわけです。

せっかくの低カロリーの野菜なのですから、ドレッシングでカロリーアップにならないように気をつけたいですね。

デトックス効果

老廃物が体内に溜まると、むくみの原因になり、さらに代謝を低下させる原因にもなります。ダイエットには、体内のデトックスがとても大切なんです。

ブロッコリーは、スルフォラファンという優れた天然の化学成分を含んでいます。どんな成分かというと、体内のデトックスを促進してくれる有り難い成分なのです。

スルフォラファンを摂取すると、体内の各細胞で体を守る酵素が生成されやすくなります。それらの酵素には、活性酸素の除去や有害物質の解毒作用があり、体外に排出する働きがあることがわかっています。

さらにブロッコリーは食物繊維も多く含んでいるので、便秘の解消にも有効です。不溶性食物繊維が腸内で水分を吸収しカサを増していくため、腸の運動が促されます

筋トレと相性抜群

冒頭で筋トレ好きにおすすめのダイエット法とご紹介しましたが、その理由をご説明します。

筋トレでは、筋肉をつけるためにタンパク質ばかり摂りがちですが、そうなるとメニューの内容も偏ってしまいます。

筋肉のために良いと言われている食品に足りないものはビタミンやミネラル、そして食物繊維など。これらの不足しがちな栄養素をブロッコリーなら一度に摂れるからです。

筋肉をつけて痩せる方法なら、健康的なボディになれますし、リバウンドしにくいのもメリットです。

ブロッコリーの嬉しいダイエット以外の効果!


ブロッコリーのダイエット効果以外の注目すべき効果も見ていきましょう。

がん予防効果

がんは二人に一人がかかると言われる現代人が最も気になる病気ではないでしょうか。

がん予防のためには、自己免疫力が重要であると言われていますが、食材の中にはその自己免疫力を向上させる効果があるものが結構たくさんあります。

中でも、癌予防効果があると期待されている食材がブロッコリーと新芽のブロッコリースプラウト。

ブロッコリーの抗がん作用の効果として、MMTSの働きと抗酸化物質の働きの2つの働きがあります。

MMTS、すなわちメチルメタンチオスルホネートは、細胞を傷つけようとする活性酸素を除去し、解毒する働きと、さらに突然変異を起こしてしまった細胞を修復する働きも備えています。

活性酸素を除去するのに有効な食品はいろいろありますが、突然変異により壊れた細胞を元のように修復する働きのある食品は極めて少ないため、ブロッコリーは大変貴重な野菜なのです。

さらに、デトックス効果の見出し内でもご紹介したスルホラファンは、発がん物質の作用を阻害する効果が高いと言われています。

実際に、アメリカではスルホラファンは抗がん剤として臨床試験に使用されており、その効用が広く認められているのです。

美肌効果

健康効果、ダイエット効果だけでなく、キレイなお肌になるために必要な栄養素もブロッコリーにはギュッと詰まっています。以下が美肌に良い成分と効能です。

○ビタミンA

皮膚組織の成長を助け、保護する作用があります。不足すると乾燥肌、サメ肌といったお肌になりやすいです。また、ビタミンAといえば、目薬にも使われていますね。目の疲れの回復に効果があるため、目の周りの小ジワ防止にも良いようです。

○ビタミンB群

皮膚の炎症を抑え、ニキビや吹き出物などの予防効果があります。また、三大栄養素であるタンパク質、炭水化物、脂質の代謝をサポートします。

○ビタミンC

疲労回復効果や、皮膚のシワやシミなどを防ぐ抗酸化作用が優れています。ブロッコリーのビタミンC含有量はレモンのなんと3倍!

○ビタミンE

血液循環を促し、また抗酸化作用で肌荒れを予防します。

○ミネラル

皮膚を健やかに保つ鉄分や亜鉛が豊富。

☆こんなにも肌に良い成分をたくさん含むブロッコリーは、まさに美肌作りに最適な野菜ですね。

貧血予防効果

女性に多い貧血のほとんどが鉄分の不足による鉄欠乏性貧血ですが、ブロッコリーは貧血改善成分として知られているビタミンB12や鉄、葉酸も含んでいます。

ビタミンCも豊富なので、鉄の吸収を高め、赤血球の生成を助けます。貧血症状のある方はブロッコリーを意識して食べるとよいでしょう。

アレルギーを抑える

アトピーなどのアレルギーは、子どもだけでなく大人にも多いようです。しかし、原因が特定できないので対策がむずかしいようですね。

そんなアレルギーに効果があるというのが、スルフォラファンなんです。もう、この記事の中に何度も登場してきた成分ですね。

先にご説明したとおり、各細胞で作られる体を守る解毒作用や抗酸化作用のある酵素の生成を促す効果が、アトピーのようなアレルギー対策にもつながるのです。

アレルギーの発生を防ぎ、症状を和らげる効果があるのですから、アレルギーに悩んでいる方にとって頼りになる野菜といえるでしょう。

ブロッコリーダイエットの方法

ダイエットというと、NGの食品が多かったり、カロリー計算したり、面倒なダイエット法が多いですが、ブロッコリーダイエットは、毎日の食事にブロッコリーを取り入れるだけ

ダイエットしなきゃ!と身構えることなく自然に行えそうですね。ここではそんなシンプルな方法について説明します。

食事でブロッコリーを取り入れる

このダイエット方法は、ブロッコリー100g程度を毎日の食事のメニューに加えるだけです。

一食をブロッコリーだけ食べるという方法ではありません。

ブロッコリー1株は普通のサイズで300g程ですから、3分の一位を一日に食べるようにしましょう。

ブロッコリーは茹でて何もつけないでそのまま食べるだけでも十分美味しいですが、毎日続けて食べるにはレシピにも変化をつけた方がいいですよね。後ほどレシピもご紹介します。

食前にブロッコリーを食べる

ダイエットでよくあるパターンが食前に食べておいてお腹を少し満腹にしておくこと。そうすることで食事量が無理なく減らせるのです。

食物繊維が多いブロッコリーを、はじめに食べると、血糖値の上昇が緩やかになるため、太りにくくなります。食物繊維を先に食べると、その後に食べる炭水化物(糖質)の吸収を抑えることができるのです。

野菜から食べ始めて主食は最後に食べるという要領、いわゆる「食べる順番ダイエット」と同じことですね。

また、ブロッコリーは歯ごたえもあるので、やわらかい野菜と比べて咀嚼回数が多くなります。その結果、満腹中枢が刺激されるので食べ過ぎを防げるというわけです。

ブロッコリーは茎まで食べよう

私たちが食べているブロッコリーは花蕾(からい)と呼ばれるつぼみの部分ですが、茎も栄養満点ですから捨てないでください!

私は茎の固い皮の部分は包丁で薄くむくようにして取り除き、あとはスライスして花蕾と一緒に茹でています。

茎には食物繊維をはじめ栄養が詰まっているので、一緒に食べるとダイエット効果と美肌効果を実感しやすいでしょう。

茎を使ったおすすめレシピもこの後でご紹介しますね。

 

ブロッコリーダイエットのオススメレシピ


ブロッコリーを使ったヘルシーなレシピを覚えておくと、さっと作れるのでダイエットを続けやすいでしょう。簡単にできるものをご紹介します。

①ブロッコリーときのこのベーコンまぜサラダ

【材料】

ブロッコリー 1株

しめじ(エリンギやまいたけでも) 1パック

ベーコン 2枚

にんにく 1かけ

オリーブオイル 大さじ1弱

粉チーズ(パルメザン) 適量

こしょう(黒こしょうがオススメ) お好みで。(たっぷりが美味しい)

1.ブロッコリーは洗って小房に分ける。しめじは石づきを取る。ベーコンは5㎜位の細切り、にんにくはみじん切りにする。

2.フライパンに湯を沸かし、沸騰したら塩を入れる。気持ち多めに入れると、ブロッコリーに塩味がついていいです。

3.ブロッコリーをゆで、茹であがる直前にしめじを入れ、さっとゆでて、一緒にザルにあげる。水気を切って、ボウルに移す。

4.あいたフライパンにオリーブ油とニンニクを入れ、弱火で熱する。香りがたったら、ベーコンを入れ弱火でじっくり焼いていく。

5.ベーコンから油が出て、香ばしい焦げ目がついたら火を止める。

6.器に盛り、粉チーズをかけて完成。

7.さいの目にトーストしたパンを混ぜて、サラダ仕立てにしてブランチにも!

cookpad

☆つくれぽ2000を超えたレシピだけあり、本当に美味しいです。お箸がすすみますよ。

②ブロッコリーの茎で✿おいしいきんぴら

【材料】
ブロッコリー 茎の部分1本
にんじん 3cm
ちりめんじゃこ 小さじ2
◎水 大さじ2
◎だしの素 小さじ1/4
◎砂糖 小さじ1/2
◎みりん 小さじ1/2
◎しょう油 小さじ1/2
一味唐辛子 1ふり
ごま 小さじ1
ごま油 小さじ1

1. ブロッコリーの茎は硬い部分を切り取り、千切りにする。にんじんは皮をむき、千切りにする。
2. フライパンにごま油を熱し、ちりめんじゃこを入れ、カリッとするまで炒める。
3. 2にブロッコリーとにんじんを入れ、油がいきわたるまで炒める。
4. 3に◎を入れ、汁気がなくなるまで炒め、最後に一味とごまをふる。

cookpad

☆茎の硬さが活きるアイデアレシピですね。じゃこなしでも美味しいですよ。

ちなみに、ライザップのダイエットを実践されている方のブログを見たところ、ブロッコリーに溶けるチーズをのせて、電子レンジで少し加熱するなど、シンプルなものが多いです。

そういえば、以前にアメリカでサラダを頼んだときに、生のブロッコリーが入っていたのでビックリ!生のままのコリコリした触感は食べ応え十分ですが、まさに食物繊維の固まりという感じでした。

念のため、ブロッコリーを生食できるか調べてみたところ、なんとOKでした。日本のレストランで生のブロッコリーに遭遇したことがないですが、皆さんはいかがでしょうか。

 

ブロッコリーダイエットのまとめ

減量も美肌もゲットできるブロッコリーダイエットは、毎日の食事に取り入れるという手軽さも魅力ですね。

よくある辛い食事制限がないので、無理なく痩せられます

また、モコモコした見かけ通りにボリューム感もあるので、食べ応えも十分。

ダイエットでは、とかくカロリーを抑えることだけを気にかけやすいですが、バランスの良い食事を摂ることが成功へのカギです。

少しの油なら炒めても良いので、いろいろなレシピで毎日続けてみましょう。ダイエットは継続しなければ、効果はもちろん現れません。

ぜひ、ブロッコリーをいつも常備して、美味しくてストレスのないダイエットをやってみましょう!

スポンサーリンク


※1.記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。

サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。

※2.記事内の製品・サービスは、この記事に訪れた読者の方に最も適切だと判断したものを紹介しております。