チアシードって何?
チアシードの名前を初めて聞く人も、またチアシードのことをなんとなく知っているけど詳しい正体は知らない!という方多いのではないでしょうか?
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まずは、チアシードの正体をあばいていきましょう!
チアの種でメキシコが原産
チアシードはメキシコが原産地の小さな種です。ゴマに少し似ているかもしれません。
シソ科サルビア属の植物の植物チアの種で、原産国メキシコでは2000年以上も前のマヤ文明の頃から食されてきたというから驚きです。
名前の「チア」はマヤ語なのですが、「力」を意味します。
つまり、「チアシード」=「力の種(シード)」と訳せます。
「大匙一杯のチアシードがあれば生きていける」と古くから言い伝えられているように、チアシードは人間の生命力の源となる種なんです!
そんな名前の深い意味を聞いたらなんだかチアシードへの期待も高まりますね!
水に入れると10倍になる
さきほどチアシードはごまのような小さな種の形をしているとお伝えしましたが、もちろんサラダにかけるなどしてそのままの状態で食べることはできます。
しかし一番人気で、またスーパーフードとしての実力を発揮してくれるのはこの状態ではありません。
チアシードは水に数分浸すことでどんどん膨らむのです。
ごまのような種が中央にきて、その周りをゼリーのような物質が覆う形に変化し、最終的には10倍の大きさまで膨張するんです!
この変化こそがチアシードの最大の特徴です。
その新たに現れたゼリーのような物質の正体はグルコマンナンです。
蒟蒻の主成分となっている水溶性の食物繊維で、水分で膨らむために、胃の中で大きくなり便通改善に役立ち、満腹感まで与えてくれる働きがあります。
ダイエットに適した成分です!
大体5分程度水に浸すと10倍まで膨らむとパッケージ等で説明されていることが多いですが、浸す時間の長さによってゼリー状の部分のプルプル感に差がでてきます。
オメガ3脂肪酸が注目ポイント
私たちの体内では自分で作りだせる成分と出せないために外部から摂取しないといけない成分があります。
必須アミノ酸のひとつであるオメガ3脂肪酸はまさしく体内で生成できません。
そのため食事で補わなければいけないのですが、チアシードにはこのオメガ3脂肪酸が多く含まれています。
不足しがちな栄養素として知られていて、一日の必要摂取量は女性で2gと言われていますが、なんどチアシードを大さじ1杯摂取するだけで簡単に一日分のオメガ3脂肪酸が摂れるのです。
オメガ3脂肪酸が欠如すると、脳や血管、目に悪影響を与えます。
鬱や認知症、心臓病などの重大な病のリスクが高まってしまうのです。
血圧が上がり中性脂肪を貯めやすくなるなど、生活習慣病にも深い関わりのある成分と言えます。
また、オメガ3脂肪酸は現代病のひとつであるアトピー性皮膚炎の改善にも役立つことでも注目を集めていて、日々研究が進んでいます。
なかなか摂取しづらいオメガ3脂肪酸をチアシードでは容易に摂れてしまうので注目すべきでしょう!
チアシードの魅力
小さいのに満点の栄養素をバランス良く含んでいるチアシードの魅力をもっと知りたくありませんか?
チアシードには人間が生きていく上でも、ダイエットを考える上でも、美容を考える上でも欠かせない栄養価が秘められているんです。
チアシードに隠された魅力を調べてみました。
栄養素がたっぷり
チアシードは大さじ1杯(10g)につき49キロカロリーしかありません。
しかしその中に栄養素がギュギュっと濃縮されています。
- タンパク質1.6g
- 食物繊維3.4g
- カルシウム63mg
- マグネシウム34mg
- 亜鉛0.46g
- 鉄0.77g
- オメガ3脂肪酸1.78g
がその大さじ1杯に含まれています。
まず特出すべき栄養素は、食物繊維でしょう。
食物繊維が豊富なのは上で紹介させてもらったゼリー状のグルコマンナンのおかげです。
なんとレタスを300g食べるのと同等の食物繊維がチアシード1杯で摂れてしまうので、その凄さが分かると思います。
食物繊維は腸内環境を整えるため便秘に効果的ですし、ダイエット効果も期待できます。
また、たっぷり含まれているカルシウムもイライラを抑える働きをしてくれたり、また歯や骨の健康維持にも欠かせない栄養素です。
カルシウムと言えば乳製品のイメージですが、乳アレルギーの方や牛乳が苦手な方は少なくはないでしょう。
そのような方でも、代わりにチアシードを摂ればカルシウム補給ができるのでおすすめです。
他に、丈夫な骨や筋肉を維持し頭痛予防もしてくれるマグネシウム、味覚を正常に戻したり免疫力を高めてくれる亜鉛、貧血予防や美肌作りに欠かせない鉄、も全て私たちに必要な栄養素です。
こんなに少しの量で、しかもカロリーも低いのに多様な栄養価を補ってくれるチアシードは栄養の塊です!
ブラックチアシードとホワイトチアシードの違い
チアシードはブラックチアシードとホワイトチアシード(ザルバチアシード)の2種類に分けられます。
同じチアシードでどちらも無味無臭なのですが、色も違えば栄養価にも少し差があります。
一般的にチアシードと呼ばれているものはブラックチアシードです。
ホワイトチアシードは10年ものブラックチアシードの品種改良の結果作り上げた優れものだと考えても良いでしょう。
お伝えしたようにブラックチアシードは水に浸すと10倍に膨れあがりますが、ホワイトチアシードは14倍まで膨れあがります。
満腹感に違いが出るので、さらにダイエット効果を高めたい人はホワイトチアシードを選ぶ方が良いです。
また、膨らんだ時の見た目も全く違います。
膨張した時、ブラックチアシードはカエルの卵みたいと例えられることもあり、見た目が苦手だと感じる人もいるそうです。
しかしホワイトチアシードは膨張してもタピオカのような見た目なので、ブラックチアシードの苦手な人にはホワイトチアシードは重宝されるのではないでしょうか。
栄養面を比べてみると、ブラックチアシードのオメガ3脂肪酸は15gにつき3100mg、ホワイトチアシードは3425mg含まれているので、ホワイトチアシードの方が優れています。
また、食物繊維に関してもブラックチアシードは4.2gでホワイトチアシードは5.1gなので、ホワイトチアシードの圧勝ですが、鉄はブラックチアシードが2.5mg、ホワイトチアシードが1.25mgなのでブラックチアシードの方が豊富です。
全体的に考えると、やはりホワイトチアシードの方が優秀な気もしますが、ブラックチアシードも負けていない点がありましたね。
美容効果も期待できる
チアシードについて知りたい方は、きっと美容に関心がある人が多いと思います。
安心してください、チアシードには女性が嬉しい美容効果が盛りだくさんです!
先ほどから注目していたオメガ3脂肪酸は魚に多く含まれているイメージですが、実はチアシードの方が多く含んでいるんです。
例えば、サーモンなんかは美肌作りに大活躍する魚として有名ですが、チアシードはサーモンの約8倍ものオメガ3脂肪酸を持っているんです。
なので、チアシードをきちんと摂取することはニキビやシワ、シミなどの気になる肌トラブルの改善に役立ちます。
そして、アンチエイジング効果が高いと言われているビタミンEをたくさん含んでいることも忘れてはいけませんね。
リンゴを切って放置していたら茶色く変化していくことを酸化と呼びますが、人間の体も同様に酸化していきます。
ビタミンEには抗酸化作用があるので、老化や生活習慣病から私たちの身体を守る働きをしてくれます。
チアシードは美しい身体作りにぴったりであることがお分かりいただけたでしょうか。
チアシードの正しい食べ方
いくら健康と美容に良いチアシードでも、大量摂取すれば効果が上がるわけではありません。
チアシードの適切な分量や正しい食べ方をご紹介します。
水でもどす
チアシードはそのまま食べる事も出来ますが、そのまま食べてしまうとミトコンドリア毒という身体に有害な物質の影響を受け、免疫力低下や発がんリスクの高まり、また不妊になりやすい、など深刻な影響を受ける可能性があるので推進されていません。
水に戻すとその毒は無毒化されるので、安全にチアシードを食べるには水でもどす必要があります。
また膨張することでダイエット効果も増しますので、水に浸すことをおすすめします。
水でもどすときの水分量に特に決まりはありません。
水分量によってチアシードの食感が変わるので、自分の好みにあった水分量を探しましょう。
飲み物やヨーグルトなどと一緒に食べる
水でもどした後のチアシードは無味無臭のままなので、飲み物やヨーグルトにそのまま混ぜて食べるとよいでしょう。
ぷちぷち、もちもちとした不思議な感覚を楽しめるので良いアクセントになるはずです。
ダイエット効果を期待してチアシードを始めた方はカロリーが少ない飲み物を選んだり、また美容効果を期待している方は無添加100パーセントの飲み物を選びましょう。
腸内環境を整えたいときにはヨーグルトに入れて、ヨーグルト菌との相乗効果でさらなるデトックス効果も狙えます。
寒い時期には、ホットドリンクやホットヨーグルトに入れて身体を温めるのもよいですね!
一日大さじ一杯まで
チアシードの一日の摂取量は種のままの状態で大さじ1杯までとされています。
そのように制限されているのは、チアシードに豊富に含まれる食物繊維と脂肪酸が関係しています。
食物繊維は過剰摂取すると、便秘解消どころかお腹をくだしてしまいます。
また脂肪酸も摂取しすぎると体内での処理が間に合わずアレルギー物質になってしまう可能性があります。
一日の分量をしっかり守るように気を付けましょう。
チアシードの保存方法
チアシードの保存方法は二種類あります。
どちらの保存方法でも質は変わらないので、自分のスタイルに合った方法で保存してください。
水に戻さずに保存する
基本的にチアシードはジッパー式の袋で販売されていることが多いかと思います。
開封前なら一年~二年は賞味期限が持ちますが、一度開封したならできるだけ早めに消費しましょう。
種の状態のまま保存するのなら開封後に密封性に優れた袋やタッパーなどの容器へ移し替えると長持ちします。
水に戻して保存する
毎回水に戻す作業が手間だと感じたり、また誤って水に戻しすぎて余ってしまいそうなチアシードがあっても安心してください。
膨張後のチアシードも正しい方法で保存すれば一週間は持ちます。作り置きができるので便利ですよね。
なかには二週間持つという声もありますが、できるだけ早めに食べることを心掛けてください。
また水に戻したあとは、密封できる容器に入れてきちんと冷蔵庫で保存してくださいね。
チアシードの口コミ
実際にチアシードを試してみた人の様々な声を集めてみました。
チアシードの口コミ
私的に腹持ちが結構良くてすぐ満腹感が得られました。食前に水に混ぜてのんでご飯を少量でお腹いっぱいになるくらいチアシードのみでお腹ふくれます!味も無味で見た目が微妙だけどそこを気にせずに飲んだら全然行ける気がします。
食事制限+筋トレ+チアシードで1週間足らずで2キロ落ちたのでこのまま続行する予定です。
前にゼリーだけでダイエットした時は、
他にもいろいろ食べてしまって続かなかったけど、
これを混ぜると腹持ちが良くなります。
普通に1食ご飯食べたのと変わらないカンジ。
それなのに、胃が小さくなったみたいで、
お昼もそんなに食べなくても、すぐお腹いっぱいになる。
最近太った分ですが、3日で1キロ落ちました。
前夜にコップ一杯分を水につけておき、翌朝に飲んでいましたが、残念ながら体重の変化はなかったものの仕事中に頭が疲れにくくなり、違う意味で効果がありました。作り忘れることもあり、毎晩作るのは面倒かもせれません。
少し前話題になっていたので試してみました。豆乳に入れて飲んでいましたが、特に満腹感は感じませんでした。味は変わらないので、何にに入れてもいいと思います。でも、続かなかったので効果の程は何とも言えません。
口コミまとめ
効果がでた方とでなかった方の差が顕著にでた結果となりました。
ダイエット効果があった方は食事制限や運動も心掛けていたようです。
また、ダイエット以外の効果がでているのも面白いですね。
効果のでなかった方は、もう少し継続していたらもしかすると効果がでていたかもしれません。
チアシードの食べ方まとめ
ダイエット目的の人も美容目的の人にもぴったりなチアシード。
いかがでしたでしょうか。
気になったなら普段の生活に加えてみて様子を見てみると良いですね!
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