カプサイシンの効果

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カプサイシンは、アルカロイドと呼ばれる辛味成分の一つなんです。

カプサイシンを含む食材には、唐辛子のほかにも、ラー油、豆板醤、タバスコなどお馴染みの調味料があります。それらを料理で使うと、どんな効果が得られるのか調べてみました。

食欲増進

カプサイシンによるあのピリッとした辛みは、胃や舌を程よく刺激するので、唾液や胃液の分泌を促します。なので、食欲増進に効果があるんですよ。

だから、夏など食欲が落ちやすい時期には、食欲増進のために、昔から唐辛子を使った料理が食べられているのですね。

カプサイシンの発汗作用により、体内の熱を放出できるのも食欲増進に良いようです。タイなど東南アジアの暑い国々の料理には辛い物が多いですが、このような生活の知恵からなんですね。

胃腸の働きを活発にする

カプサイシンが胃液の分泌を促すことは上述しましたが、腸の働きを整える効果もあるので、便秘の解消にも良いのです。

ダイエット中はどうしても食事量が少なくなってくるので、便を作る量が足りなくなり、便秘になりやすいですよね。

でもカプサイシンは腸のぜん動運動を促す作用があるため、便通がスムーズになるなど、腸の働きが活発になります。

生活習慣病を予防する

生活習慣病の原因は、毎日の不規則な食生活や喫煙などさまざまですが、コレステロール値の影響が大きいこともあります。

脂質の一種コレステロールは、血液中だけでなく、全身に分布していて、細胞膜や性ホルモン、脂肪の消化吸収などを補助する胆汁の材料となるものですが、過剰に摂取すると生活習慣病の原因となってしまいます。

コレステロールの摂り過ぎにより、動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な病気に繋がることもあるのです。

しかし、カプサイシンにはこのコレステロールが上昇するのを抑える作用があるため、適量を摂取することにより、生活習慣病を予防できる効果が期待されています。

また、カプサイシンには、塩味を強く感じさせる作用があるので、塩分を控えても唐辛子などを使うことで旨味が感じられます。

カプサイシンを含む食材を使うことで、3割近くの塩分を減らせますので、塩分の過剰摂取が要因となる高血圧などの予防にも役立つわけです。

カプサイシンとダイエット効果

カプサイシンに健康に良い効果があることは分かりましたが、ダイエット効果はどうでしょう?

発汗作用や胃腸の働きを活発にするなどの働きがあることはすでにお伝えしましたが、それらの作用からもダイエット効果が期待できそうですね。

毛細血管を開いて発汗作用がある

ちょっと辛めの麻婆豆腐など唐辛子の入った料理を食べて、汗が吹き出るように体が熱くなった経験は皆さん一度はあることと思います。辛いけれど、美味しいですよね。

あの衝撃の辛さによる発汗作用は、カプサイシンがアドレナリンの分泌を促進しているからだそうです。

アドレナリンが分泌されることで、毛細血管が開き、血行が良くなるため、発汗作用を促していると考えられています。

デトックス効果で新陳代謝アップ

疲労がたまっているようなときには、代謝が低下しており、胃腸の機能も衰えています。そんなときにカプサイシンを摂取すると、血行が良くなるので、脂肪分解や臓器の働きも活発になり、老廃物の排出もスムーズです。

デトックス効果で新陳代謝が促進されると、胃腸の具合も良くなって、疲れにくくなり、免疫力もアップ!そして、ダイエットも効率よく進みます。

リパーゼの分泌が活発になって脂肪燃焼効果がアップ

痩せるためには、とにかく脂肪を分解して燃焼させなければいけません。蓄積された脂肪をいち早く分解するのがリパーゼという脂肪分解酵素です。

そして、リパーゼを活性化させるためには、アドレナリンが分泌されることが必要なんです。リパーゼの働きが活発になると、脂肪燃焼が促進されます。

カプサイシンの役目は脂肪燃焼効率を高めるだけで、実際に燃焼させるには運動しなければなりません。

運動すると、まずエネルギーに使われるのは糖分です。その次に、エネルギー源に脂肪が使われます。順番があるんですね。

脂肪を減らしたくても、糖分だけが燃焼されて、脂肪の燃焼にいたらない場合がけっこう多いようですよ。だから、いくら運動しても痩せられないというのは、こんなところに理由があるかもしれませんね。

しかし、カプサイシンを摂取してアドレナリンが分泌されることでリパーゼが活性化されると、早い段階で脂肪が燃焼されるので、体脂肪が溜まりにくくなるというわけです。

なので、運動するときに早く脂肪を燃焼させるには、カプサイシンを摂ることが近道と言えるわけですね。

カプサイシンの上手な摂取方法

脂肪燃焼を促進してくれるカプサイシンをダイエットのためにも上手く摂り入れたいですね。ここでは、その摂取方法をお話しします。

唐辛子を料理に加える

唐辛子のカプサイシンがダイエットに効果があるのなら、毎日の食事に取り入れたいものですね。

唐辛子をプラスするだけですから、食事制限やカロリー制限の必要がないため、無理なくダイエットできます。

唐辛子を料理にプラスするというと、唐辛子をいろいろな料理にかけると思ってしまいますが、豆板醤やタバスコなどの調味料やキムチなどさまざまなもので唐辛子を摂取できます。

発酵食品のキムチは整腸効果もあり、キムチを使ったチゲ鍋は寒い時期には体が温まって代謝も良くなるのでおすすめです。

最近、外出時に一味唐辛子のボトルを携帯して、いろいろな料理にふりかけている人がいるようですが、唐辛子を 何にでもやたらかけまくるのはどうでしょうか?食べ物本来の味が消されてしまいますよね。

インドやタイ、韓国などの国の料理は激辛が多いことで知られていますが、唐辛子のほかにも、にんにく、しょうが、豆板醤など、さまざまのスパイスを使っているので、ただ辛いというだけでなく、旨みが感じられます。

タイ人と韓国人が世界で最も唐辛子を多く食べているようです。彼らが平均的に摂取する量は5g位といわれています。一味唐辛子では、大さじ1杯弱というのですからスゴイ量ですね。

こんな多くの量を日本人がいきなり摂るのはかなり大変なことです。唐辛子を料理に加えるのなら、無理のない量で始めて少しずつ増やすことをおすすめします。

1食につき唐辛子0.5g(小さじ1/4程)位でも、脂肪が燃焼しやすくなるということも研究で分かっていますので、このくらいの量を目安にしましょう。

また、3食全部が辛いメニューにならないように、1食は通常の辛くないメニューにして、メリハリをもたせることも大切です。

カプサイシンのサプリを飲む

辛い料理が苦手な方やカプサイシンを手軽に摂取したい方には、サプリがおすすめです。

カプサイシンは食事でも手軽に摂取できますが、毎日では飽きがくるかもしれませんね。でも、サプリならいつでもどこでも飲めますし、味があるわけではないので飽きる心配もないです。

摂るタイミングは、運動前が断然おすすめ。先述したとおり、運動を行う前にカプサイシンのアプリを飲むと、脂肪が燃えるまでの時間が早まるので、脂肪を効率良く燃やせます。

カプサイシンの危険性

トウガラシに含まれているカプサイシンには毒性があるため、ダイエット効果があるとはいえ、大量に食べるのはとても危険です。そのリスクについてお伝えします。

大量摂取は胃炎の元

カプサイシンを大量に摂り続けると、その強い刺激で胃が荒れてしまうことも。ですから、摂取量は適量を心掛けることがとても大切なんです。

特に、小さい子どもにとってカプサイシンの刺激は強く、胃腸障害を起こす場合があり、また、胃潰瘍の持病がある方は悪化するリスクが指摘されています。

メキシコで行われた胃がんの発症についての研究では、唐辛子をよく食べる人はあまり食べない人に比べると1.7倍高いという結果も出ています。

大量摂取は味覚障害を起こす可能性もあるため、とにかく、過剰摂取は禁物です。

食べ過ぎると精神障害を引き起こすこともある

カプサイシンにはアドレナリンの分泌を促進させる作用があることはすでにお話しましたね。

アドレナリンは、ストレスなどと闘う働きがありますが、過剰に分泌され続けると、脳の扁桃体や海馬がダメージを受けるため、鬱、パニック障害などの精神疾患を引き起こす場合があります。

火病」と呼ばれるこれらの疾患は、大量の唐辛子を日常的に摂取する習慣のある韓国人特有の精神疾患です。

日本人の場合は、唐辛子の消費量は少ないので火病になる可能性については、ほとんどないでしょう。

 

以上のリスクは、食事でのカプサイシン摂取ではそれほど心配ないかもしれませんが、サプリで摂取する際には注意が必要です。用量は必ず守ってください。

カプサイシンをダイエットで活用するポイント

カプサイシン効果をダイエットで活用するためのポイントを確認しましょう。

カプサイシンを摂り過ぎない

カプサイシンの危険性の項目でもお話しましたが、過剰摂取はさまざまなリスクの可能性があります。

1日の摂取目安量は6mg位ですから、唐辛子2gほどです。この摂取目安量を超えてしまうと、胃痛などが現れることがあるので注意しましょう。

体に悪影響が出ない摂取量の上限量については明確ではありません。というのも、個人差があるようです。

タイ、韓国など、唐辛子がたくさん使われている料理を日頃から食べている人たちは、辛さへの耐性が強いそうです。

また、痔を患っている方はカプサイシンの摂取は気をつけなければいけません。カプサイシンは、消化・吸収されずにそのまま排出されるため、口と同じように痛みや熱さをお尻でも感じるので、痔を悪化させることもあるからです。

それぞれ個人の耐性や体質に応じて、摂取する量を判断することが大切といえるでしょう。

日本料理にはあまりカプサイシンは含まれませんが、最近は激辛を売りにしているカプサイシンが入っている食品を手軽に買えますので、好んでよく買って食べている方は気をつけたいですね。

上手に続けられる方法を見つける

ダイエットでは、運動でも食事でも長く続けていく方法を見つけることが大切です。辛い食べ物が苦手な方があえて食事に唐辛子を使おうとしても長続きできないことは分かっています。

また、忙しいので手軽にカプサイシンを摂取したいという方もいるでしょう。このような方にとって、サプリはおすすめですね。摂取量がわかりやすいのもポイントです。

辛党で辛い料理にも詳しい方は、唐辛子をさまざまな料理に使って、楽しみながら続けることができるでしょう。

有酸素運動も取り入れる

カプサイシンの脂肪燃焼には、運動が必要であることは先述したとおりです。カプサイシンダイエットとは唐辛子を食べればよいというダイエットではなく、有酸素運動が必要です。

唐辛子を食べてカプサイシンを摂ると、体に溜まっている中性脂肪が脂肪酸に変化します。そこで有酸素運動を行うと、脂肪酸がエネルギーとして効率よく消費されていき、中性脂肪から脂肪酸へとスムーズに変化するといわれています。

なので、運動するなら、唐辛子の料理を食べるか、またはサプリを飲んでからの方がダイエットに効果的なんですね。

実際カプサイシンを摂取すると運動したような発汗がありますが、それは脂肪の分解が促されているのです。その分解された脂肪を燃焼させるには、有酸素運動を続けることが必要ということです。

有酸素運動は、体に負荷をあまりかけずに脂肪を燃焼できる運動です。有酸素運動をすると20分後くらいから脂肪が燃焼し始めます。そこで、カプサイシンを摂取して脂肪分解がさかんに行われている状態で有酸素運動をすると、通常の脂肪が燃焼し始める時間よりも早くなるので、脂肪燃焼量も増えてきて、ダイエット効果が上がるというわけです。

例えば、唐辛子の入った料理を食べてから1時間後くらいに、早足で20~30分歩き、そして歩き終った後の1時間くらいは食べ物を何も摂らないようにするとよいそうですよ。水分はしっかり補給してくださいね。

カプサイシンとダイエット効果まとめ

いかがでしたか?カプサイシンダイエットは食事にカプサイシンを上手く取り入れたり、サプリを飲んだりしながら、有酸素運動を併用して痩せるというダイエットでしたね。

ダイエットのためにいろいろと運動されている方が多いと思いますが、運動時の脂肪燃焼をより高めるためには、カプサイシンの摂取が効果的です。

唐辛子を使った料理でカプサイシンを摂取することもでき、簡単に摂りたいという方はサプリを利用することもできます。

肥満を何とかして防ぎたい方、運動をしているけれど全く効果が実感できない方、カプサイシンは痩せたい人の味方になる成分です。失敗続きのダイエットはそろそろ終わりにしませんか?

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