断食ダイエットとは
まず断食ダイエットとは具体的にどのようなことをするものか説明したいと思います。
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断食ダイエットとは、一定期間食事を断つダイエット方法のことを指します。
食事は摂取せずに日常生活は普通に行うので、カロリーの摂取よりも消費が大きく上回り、痩せることができるということです。
断食ダイエットにはいくつか種類があり、半日の断食をするものから、1日、2日、3日と期間も大きく異なります。
食事に関しても、固形物以外は摂取しても良いとするものから、ジュースは飲んでもいいというもの、水や酵素ドリンクなら飲んでいいというもの、水すらも飲んではいけないというものなど様々な種類があります。
断食にも強弱があることで、自分の目的にあった断食ダイエットを行うことができるのです。
断食ダイエットのメリットとは?
断食ダイエットがどういったものかは理解できたでしょうか。
「食事を断つ」という簡単なダイエットですよね♪
それでは断食ダイエットのメリットとはなんでしょうか。
断食ダイエットの強弱によって多少の効果は変わってきますが、断食ダイエットのメリットは大きく分けると以下のようにまとめることができます。
デトックスになる
断食ダイエットのメリットとして挙げられるのが「デトックスになる」ということです。
断食ダイエットはファスティングとも言われています。
ファスティングと聞けば、多くの人がデトックスを思い浮かべるのではないでしょうか。
断食をすることで、胃腸に食べ物が送られなくなり、胃腸をしっかり休めることができます。
胃腸を休めることで、いつもは消化に回しているエネルギーを排出に回すことができ、いつも以上に老廃物を体外に排出することができるようになるのです。
水分を多く摂取することで、より腸の中をお通じの調子を良くしてくれます。
美容効果がある
次に断食ダイエットのメリットとして挙げられるのが「美容効果がある」ということです。
体内の老廃物が体外に排出されることによって、腸の中を綺麗にすることができます。
腸の中が綺麗になると、老廃物の影響によってできていた吹き出物などもできなくなり、体調が大きく改善されます。
また老廃物が体外に排出されることによって、腸が本来の働きを取り戻ることができるので、今までよりも血液の循環や新陳代謝が活発になるので、細胞修復も以前よりスピ—ドアップします。
便秘が改善する
次に断食ダイエットのメリットとして挙げられるのが「便秘が改善する」ということです。
断食をすることで、腸の働きをいつも以上に活発にすることになり、老廃物を体外に排出することができるようになるので、便秘を改善することができます。
それでもなかなかお通じが良くならないという人は、水分をたくさん取ることで、より便秘を改善することができます。
冷え症や肩こりなどが改善する
次に断食ダイエットのメリットとして挙げられるのが「冷え症や肩こりなどが改善する」ということです
断食を行うことによって、腸など様々な臓器の働きが活発になります。
その結果血行の流れが良くなり、身体全身に血液がしっかりと巡っていくため、冷え性や肩こりが改善するのです。
短期間で痩せやすい
断食ダイエットの最も大きなメリットとして挙げられるのが「短期間で痩せやすい」ということです。
これはおそらくほとんどの人が考えている断食ダイエットのメリットではないでしょうか。
断食ダイエットではさきほど説明した通り、老廃物を体外に排出することができるので、始めた瞬間にすぐに効果が見えて体重が減ります。
そして、腸の活動や代謝が活発になることに今まで以上にカロリーの消費をすることができます。
また摂取カロリーがほとんど0に近いことも痩せる大きな要因になります。
人間には基礎代謝というものがあり、女性の場合ですと、1日1200〜1400キロカロリーと言われています。
つまり、もしも摂取カロリーが0だった場合、何もせずに1日1200キロカロリー以上消費していくということです。
まとめ
いかがでしょうか。
多くの人がただ今よりも体重を落としたいと思って行う食事制限ですが、きちんとした方法で行う断食ダイエットであればこれだけの効果があります。
どうせ痩せるなら、ただ体重が落ちるのではなく、健康的な女性らしい身体を保ちながら痩せたいですよね♪
基本的な断食ダイエットのやり方
断食ダイエットの効果に関しては十分に理解できたのではないでしょうか。
それでは次に、断食ダイエットは具体的にどのようにやるかのということに関してみていきましょう。
説明
断食ダイエットを行う上でまず大切なのが、「準備期間」「断食期間」「回復期間」という考え方です。
それなら今から一切食事はとりません!という方が良いような気もしますが、これはただの食事制限になってしまい、健康的に痩せていくことは難しくなります。
そこでまずは断食を行う日程を設定し、その前日の夕食を少量にします。
そのあとに半日、1日、2日などかけて断食をしていきます。
この時は基本的に固形物を摂取せずに、飲み物だけで過ごすことがベストです。
そして「断食期間」が終わったら、「回復期間」に入ります。
断食ダイエットで最も軽視されがちなのが、この「回復期間」になります。
理由は、すでにみなさん痩せたので少しくらいならいいだろう、一食くらい大丈夫だろうと思って油断してしまうからです。
また体重が減ることによって気分が高揚しているという理由もあります。
いきなり脂たっぷりの食事や、大量の固形物を摂取してしまうと胃や腸がびっくりして、体調がわるくなってしまう可能性もあるので十分に気をつけてください。
「回復期間」のルールとしては、断食をした期間と同期期間回復食を摂取するということです。
半日かけて断食した場合は、だいたい2食は回復食を食べましょう。
土曜日だけ断食した場合は、日曜日は3食回復食を食べることが重要になります。
回復食に関してはおかゆやヨーグルトのような消化に良く、固形物でないものを選んでください。
また豆腐などの固形物でも細かくすることによって食べることは可能です。
逆にいきなり食べてはいけないものとしては、肉や魚、脂質や糖分が高い食品になります。
断食ダイエットして2キロ痩せたから自分のご褒美に焼肉食べ放題に行ってしまっては元も子もありませんね♪
どうしても肉を食べたいのであれば、回復食をしっかり食べたあとにしましょう。
期間について
断食にも半日のものから1日、2日と期間を長くしていくものがあります。
それぞれの期間でどのような効果が得られるのでしょうか。
半日断食ダイエット
「半日断食ダイエット」は基本的に18時間食事を取らないダイエットを指します。
そしてこのダイエットの特徴は、どこで18時間抜いてもいいということです。
例えば今日の19時に夕食を食べたら、次の日の13時まで食事を一切とれませんが、今日の14時に昼ご飯を食べたら、次の日の朝8時まで何も食べないだけでいいのです。
朝食を抜くのか、昼食を抜くのか、夕食を抜くのか。
自分で決めることができるので、自分にあった方法を見つけるといいでしょう。
ただ、可能であれば朝食を抜くのがいいでしょう。
理由としては、午前は人間にとっての排泄の時間なので、そこにタイミングをわせて排泄物をだすことでより腸を綺麗にしてくれるからです。
半日断食ダイエットが終わったら、最低でも1回、可能であれば2回は回復食を食べましょう。
1日断食ダイエット
1日断食ダイエットは、朝・昼・晩と1日水だけで過ごす断食になります。
前日の夕食を軽めにすることで、断食ダイエットの効果を高めることができます。
このときに大切なのが、しっかりと水を飲むということ。
十分に水を飲むことによって、腸をより綺麗にしてくれるだけでなく、代謝を上げることもできます。
水だけだと味気ないひとにオススメなのが酵素ドリンクです。
酵素が入っているので身体の調子を整えるだけでなく、腸を綺麗にするのを手伝ってくれます。
1日断食のあとは、3食回復食を食べましょう。
2日断食ダイエット
これは1日断食ダイエットを2日で行う断食ダイエットになります。
その効果は大きいですが、これはなかなかできる人は多くありません。
理由としては、やはりお腹が空いてしまうからです。
1日ダイエットでも耐えることができない人が多いなか、2日間水だけで過ごすというのは、相当の覚悟が必要になります。
楽しく2日間ご飯を抜ける人にはオススメですが、2日断食ダイエットを1回やるよりも、1日断食ダイエットを何度もやることの方が効果的ですので長続きしないようならやめましょう。
2日断食ダイエットを行なった場合は6食回復食を食べましょう。
断食ダイエットの危険性
食事を抜くだけなので、簡単なダイエットではありますが、それに伴う危険性もあります。
今回は断食ダイエットの危険性をみていきましょう。
リバウンドしやすい
断食ダイエットの危険性として挙げられるのが「リバウンドしやすい」ということです。
ダイエットは成功したものの、またリバウンドしてしまったということは良く聞きます。
このダイエットも実はリバウンドをしやすいと言われています。
その理由としては、痩せていく過程で筋肉まで分解しているということが挙げられます。
筋肉が分解されることにより、ダイエット後に基礎代謝が今までよりも少し落ちてしまいます。
なので、断食ダイエット後に今までと同じ量の食事をとっていたら、代謝が間に合わず、結果太ってしまいます。
また、腸が綺麗になった分、以前よりも栄養をしっかり吸収するようになっているので、そこに脂質や糖質を大量にとってしまうと、全部吸収してしまうため、結果リバウンドしてしまうのです。
ハードな運動はNG
次は断食ダイエットの禁止事項になるのですが「ハードな運動はNG」ということがあります。
断食ダイエット中は、摂取カロリーがほとんどゼロの状態になります。
その時に基礎代謝の1200キロカロリー前後のカロリー消費と、ハードな運動が加わったら、身体が突然の飢餓状態になってしまいタンパク質を分解してしまうので、筋肉が大量に減少してしまいます。
また断食中ダイエット中は血糖値が低い状態なので、あまりハードな運動をしてしまうと心臓にも負担がかかってしまいます。
どうしても運動したいのであれば、ウォーキングなどで軽く汗をかくくらいがベストでしょう。
こんな人は断食NG
その他にも、断食ダイエットをするべきでない人はいます。
以下の人は断食ダイエットをするべきではありません。
- なんらかの持病を持っている人
- 心臓病や不整脈など重い疾患を持っている人
- 妊娠中の人
- 10代成長期の人
断食ダイエットは身体に負担がかかるダイエットなので、持病持ちの人や重い疾患持ちの人は絶対に行わないでください。
また妊娠中の人や10代成長期の人も、一番栄養を必要としている時期なので、いまはしっかり食べることが重要です。
無理をしてしまうと、自身やお腹の赤ちゃんの成長を妨げてしまうことになります。
断食ダイエットの口コミ
それでは断食ダイエットを行った人の口コミを見ていきましょう。
・半日断食ダイエット
食事制限で痩せるのであれば、いま流行りのファスティングをやってみようと思いました。
もともと食事制限は得意ではないので、簡単なやつから始めようと思い、半日にしました。
夜ご飯を軽くして、そのあとに水を大量に飲みました。
翌昼までお水をすごく飲んだので、トイレも近くなり、お通じも出すことができました。
体重は心なしか減っていました。
慣れてきたらもう少し長くしてみようと思います。
・1日断食ダイエット
断食は身体にすごくいいとヨガの先生が教えてくれたので、早速実践しました。
金曜日の夜ご飯を軽く済ませて、土曜日1日かけて断食しました。
水だけだと辛いので、野菜ジュースも合わせて一日で4リットルのみました。
いままでお通じが悪いのが悩みだったのですが、どっさりでたのをみて、すごく嬉しかったです。
そのぶん体も軽くなって、気持ちも上向きになりました。
1ヶ月に1回はやっていきたいと思います。
・2日断食ダイエット
海にいくのに合わせて痩せたくて断食を決意。
どうせならしっかりやろうと思って2日間に挑戦しました。
途中でお腹すぎすぎて我慢ができなくなり、ヨーグルトを食べましたが、それ以外なんとか乗り切って2日間続けました。
体重は2日間で3キロ落ちて、ウエストもわかるくらい細くなりました。
ただ、次回はもう少し計画的にやろうと思います。
断食ダイエットは計画的に!
断食ダイエットはすぐに体重が目に見えて落ちていくので、とても魅力的なダイエット方法です。
しかし方法を間違ってしまうと、逆に太ってしまったり、健康に害を与えてしまうこともあります。
大切なのは、楽しくダイエットをするということです。
痩せる必要があるのであれば、3日前ではなく、3週間まえからダイエットを始めれば楽しくダイエットできると思いますよ!
計画的に痩せていきましょう♪
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