内臓脂肪レベルってなに?


まずは基礎中の基礎。「内臓脂肪レベル」そのものについての意味や基本情報に関する内容です。

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内臓脂肪の特徴や、また皮下脂肪との違いなどと比較しながら順にお伝えしましょう。

皮下脂肪と内臓脂肪の違い

皮下脂肪も内蔵脂肪も同じ脂肪ではありますが、具体的にはどのような点が異なるのか?
以下にまとめてみました。

  • 皮膚の下につく脂肪が皮下脂肪、手でつまめる脂肪と考えれば分かりやすい。
  • いっぽう、内臓周りや体の奥の方についているのが内蔵脂肪。
  • 皮下脂肪は女性に多く付きやすいが、内臓脂肪は30以降の男性に多くみられる。
  • 皮下脂肪は時間をかけて徐々に蓄積されるが、落とすのにも時間がかかる。
  • 反対に内臓脂肪は皮下脂肪ほど落とすのに時間がかからない。

主だった違いを並べましたが、要するに皮下脂肪は手でつまめますし、目でも見ることが出来る部分につく脂肪なわけですね。
逆に内臓脂肪は肉眼や手などで簡単に確認できない為、自分の内臓脂肪について自覚するのも簡単ではないかもしれません。

内臓脂肪型肥満

肥満には分布の仕方により2種類のタイプが存在しますが、それが皮下脂肪型と内臓脂肪型の2つです。
内臓脂肪型肥満については、文字どおり腹腔内の腸の付近など、臓器周りに脂肪が付きすぎる肥満と考えてください。

お腹周辺ですので結果的にお腹周り、腰回りが太くぽっこりとなりやすく、その為「リンゴ型肥満」とも呼ばれるのがこのタイプの特徴で言えるでしょう。
多いのはやはり男性で、いわゆる中年太りの体型を想像するとイメージしやすいかもしれません。

内臓脂肪レベルの平均値を知ろう


お腹がぽっこりして、見た目にもだらしない体に見えやすい内臓脂肪型肥満。
とはいえ、世間的にどの程度の内臓脂肪レベルが平均となっているのか?目安がわからなければ、自分の状態についても判断しにくいことでしょう。

内臓脂肪レベルの平均値について、ここからは具体的なデータを基に紹介していきたいと思います。

男女、年齢別の内臓脂肪レベルの平均値

それぞれの平均値を紹介する前に、まずは内臓脂肪レベルごとの判定基準をご紹介しましょう。

内臓脂肪レベル判定の目安

オムロン

では上記の判定基準を参考に、男女・年齢別の内臓脂肪レベルの平均値を見てください。

【男性の平均】

  • 20代:レベル6
  • 30代:レベル8
  • 40代:レベル9
  • 50代:レベル10
  • 60代:レベル12

【女性の平均】

  • 20代:レベル3
  • 30代:レベル4
  • 40代:レベル5
  • 50代:レベル7
  • 60代:レベル6.5

こうみると、やはり平均的に男性の方が内蔵脂肪レベルは高く、特に40代以降の世代はすべて「やや高いレベル」が平均値となっているのが分かります。

ご自身の内臓脂肪レベルを把握している場合は平均と比較してみるのも良いでしょう。

内臓脂肪レベルの測定方法は?


内臓脂肪に関する基礎知識や平均値を知っていたところで、案外自分の内臓脂肪レベルを測定する機会は多くないものです。
体重計も表示されるものばかりではありませんからね。

ここからは自分の内臓脂肪レベルを測定する方法について、具体的に紹介していきましょう。

人間ドッグで測る

健康のために、人間ドックを受ける方は世代問わず幅広くいらっしゃるかと思います。
この人間ドックでは、内臓脂肪レベルを正確に測ることが可能で、皮下脂肪と内臓脂肪の量をCT画像等にて肉眼で確認できるところもありますので、視覚的にも数値的にも自分の状態を把握しやすいでしょう。

医学的な検査により数値を導き出しますので、より正確に測定したいという方は人間ドック時に合わせて行ってみてください。
(オプションになっている場合もある為、事前に要確認)

体重体組成計で気軽に測定する

人間ドックに通うほど手間や費用をかけたくない。
そんな方でも、体重体組成計にて気軽に測定することは可能です。

方法も簡単。
内臓脂肪レベル含む、体組成の様々な項目を測定できる体重計を用意するだけです。

体重体組成計であれば手軽なだけででなく、内臓脂肪レベル以外にも体脂肪率や基礎代謝、骨格筋率など、健康上およびダイエットに有益な情報を同時に測定できるものも多いため、日々の管理にも大いに役立てられるでしょう。

ダイエット時のお供に非常な便利なアイテムとなりますので、一台用意しておけば重宝するかと思います。

内臓脂肪レベルが高いと生活習慣病の原因になる!

肥満の元であり、それでいて見た目にも影響してくる内臓脂肪。

ですが内臓脂肪レベルが高い状態の場合、見た目以上に気を付けるべき部分があります。

実は内臓脂肪の多いタイプの肥満こそ、生活習慣病のリスクを高めるのです。

ちなみに生活習慣病とは、生活習慣が発症の原因に深く関与していると考えられている疾患(糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など)の総称で、日本ではかつて「成人病」とも呼ばれていました。

以下の記載をご覧ください。

生活習慣病は、今や健康長寿の最大の阻害要因となるだけでなく、国民医療費にも大きな影響を与えています。その多くは、不健全な生活の積み重ねによって内臓脂肪型肥満となり、これが原因となって引き起こされるものですが、これは個人が日常生活の中での適度な運動、バランスの取れた食生活、禁煙を実践することによって予防することができるものです。

厚生労働省

厚生労働省の公式サイトでも真っ先に上記の内容が記載されており、見ての通り内臓脂肪型肥満は生活習慣病の大きな原因となっているのが良く分かりますね。

つまり内臓脂肪レベルが高い状態は、見た目に影響を及ぼすだけでなく、健康上においてもリスクが高い状態なのです。

内臓脂肪レベルを落とす方法


健康上のリスクを考えても、出来る事なら早いうちに落としておきたい内臓脂肪レベル。
しかし、内臓脂肪の落とし方と言われてもピンとこないかもしれまんね。

内臓脂肪レベルの落とし方について、ここから具体的に解説していきたいと思います。

食生活を改善しよう

そもそも内臓脂肪がついてしまう大きな原因のひとつは、日常的な食べ過ぎや脂肪の多い食生活などです。
従って、食生活を改善することにより、内臓脂肪レベルを落とすことも十分可能になります。

具体的には以下のポイントに注意すると良いでしょう。

【食事は栄養バランスを大切にする】
各種栄養にはそれぞれ内臓脂肪を減らす上での働き(役割が分類されていると考えれば良い)がある為、栄養が偏ると内臓脂肪を効率良く落としにくくなります。

【一日三食、腹8分目を心がける】
極端に食事を減らしてしまうと、体が少ない食事でいつも以上のエネルギーをため込もう変化するため、かえって非効率的になります。

【内臓脂肪を減らす効果のある栄養を積極的に摂取する】
具体的には食物繊維、リコピン、カルシウム、L-カルニチン、ビタミンB群、カフェイン、EPなど。
あくまで食事の全体的なバランスは考慮しつつ、上記の栄養素は積極的に取り入れましょう。

【脂肪の取り過ぎには注意】
内臓脂肪を増やす原因ともなる脂肪の摂り過ぎには特に注意しましょう。
効率よく内臓脂肪を落とすためにも、低脂肪・低カロリーを心がけることが重要です。

有酸素運動を取り入れよう

食生活ももちろん内臓脂肪を増やす原因になりますが、運動不足も内蔵脂肪を溜める原因であることを覚えておきましょう。
事実、40代以上~内臓脂肪レベルの平均値が高くなっているデータもありますし、年齢とともに運動する機会が少なくなっていることも、加齢に比例して内臓脂肪レベルが高まりやすい要因です。

そこで有効なのが有酸素運動。

ハードな、息切れしてしまうような運動ではなく、十分な呼吸が出来る状態で行える運動が有酸素運動になります。
ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどが代表的な例ですね。

比較的軽い運動でありながら、ハードな運動よりも効率よく脂肪燃焼を行うことが出来ますので、内臓脂肪レベルを落としたいい場合にはおすすめです。

大切なのは運動強度ではなく、出来るだけ毎日継続すること。

無理のない範囲内で有酸素運動を定期的に続けることが、内臓脂肪を落とす上でのポイントだと考えてください。

内臓脂肪レベルを理解して、正しくダイエットを進めよう

ぽっこりお腹の原因は内臓脂肪である場合がかなり多いのは分かりましたか?。
そもそもダイエットするにはまず、「自分が何故太っているのか?」原因を見極めることが非常に重要になります。

むくみ太りならデトックスや体質改善
便秘によるぽっこりお腹なら腸内環境の改善
内臓脂肪が原因なら食生活の改善と有酸素運動の併用

このように、原因ごとに効果的なダイエット方法も大きく変わってくるんですね。

中でも内臓脂肪レベルが高い場合は健康を考えても早期の解消が好ましくなる為、まずは自分の内臓脂肪レベルについて把握することを優先すると良いでしょう。

正しい知識を身に付けて、無理のない健康的なダイエットライフを送ってください。

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