ジュースクレンズダイエットってなに?

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ダイエットに敏感な女性なら、ジュースクレンズは聞いたことがあるのではないでしょうか。食事の代わりに新鮮な野菜や果物から作ったジュースを飲む美容・ダイエット方法です。

名前にあるクレンズが表すように、体の内側から「クレンズ=洗浄」することを目的としています。

つまり、固形物は一切食べずに、栄養をジュースから補うことで胃や腸の負担を軽減して、デトックス効果を得るための方法です。

ジュースクレンズダイエットの大きな3つの効果とは?

固形物を食べずに、野菜や果物で作ったジュースから栄養を摂りいれるというジュースクレンズ。

ほぼプチ断食ですが、実践するからには具体的にどんな効果が得られるのかを理解しておきましょう。

体の中を洗浄してくれる

新鮮な野菜や果物には、体を維持するのに不可欠なビタミン、ミネラル、食物繊維などがたっぷり含まれており、腸内環境を整えて、老廃物を排出する働きがあります。

ジュースクレンズは、体中のあらゆる細胞に働きかけて、たまっている有害物質や毒素を排出して、体の中を洗浄してリセットする効果があるのです。

消化器官の働きを取り戻す

私たちが毎日摂りいれる食品には、加工食品やインスタント食品なども多く、知らず知らずのうちに、胃や腸などの内蔵に負担をかけています。

そこで、ジュースだけを一定期間摂ることで、消化器官を休ませてあげるのです。その結果、体の再生力が高まり、活性化してくると、消化器官の本来の機能を取り戻すことができるというわけです。

便秘解消

ジュースクレンズでは便秘解消もとても大きな効果。便秘で悩んでいる方はジュースクレンズで改善効果が得られるでしょう。

なんで断食するのに、便秘が治るの?と思ってしまいますよね。それについて説明します。

体は消化・吸収・排出という3つの働きをいつも繰り返して休みなく動いています。

もし、ジュースクレンズを始めたら、断食している間はジュースだけなので消化の必要がないのです。

吸収についてはジュースの栄養素や酵素がそのままの状態で吸収できるので、必要とするエネルギーも抑えられます。

そのため、排出にほとんどのエネルギーを使うことができるので、スムーズに排出できるわけです。エネルギーが排出の方に振り分けられるだけで、便秘はほとんど解消されると言われています。

ジュースクレンズダイエットのやり方

ジュースクレンズはどんなふうに行うのでしょうか?ここでは、一般的なやり方をお伝えします。

3〜5日間の断食をする

ジュースクレンズは基本的に3日間行います。3日間の他にも選択肢はありますので、日数や期間についてご説明します。

〇一日だと効果が小さい、でも週に1度を繰り返すと効果あり

一日ジュースクレンズを行うと、体重を1キロ落とせるとされています。でも減るのは、脂肪とかではなく、グリコーゲン(糖質)と水分です。なので、糖質の多い食事を摂ると、すぐに体重は戻ってしまいます。

でも一日でも毎週定期的に繰り返すと効果が得られます。そのペースを1~2ヶ月位続けると、確かな効果を得られるでしょう。

繰り返すやり方は、短期間に行う方法よりも効果が大きいと言われています。

〇3日間が理想の期間

ジュースクレンズを行う場合、理想の期間は3日間です。

3日間は、プチ断食には程よい期間といえるでしょう。これより短いと効果が低く、長いとストレスが大きくなります

〇週末の2日間でリラックス

平日は仕事で忙しい方は、週末の土日を使って2日間のジュースクレンズを行うことをおすすめします。

日常の仕事がある日には、何かと食べ物の誘惑も多いもの。週末の2日間に、いつも頑張っている体にお休みを与えてクレンズしてみませんか。

〇5日間は経験者向き

5日間という選択肢もありますが、この方法は3日間のジュースクレンズを何度かやって成功している方に向いている方法です。初めてジュースクレンズを行う方は、まだ空腹というものに慣れていないため、無理は禁物です。

断食中は野菜や果物のジュースを飲む

断食期間中は、まず朝にジュースを飲んだ時から1.5~2時間おきにジュースを飲むという方法です。

もちろんご飯は食べられないので、お腹が空いたらジュースを飲んだり、お水を飲んだりして過ごすことになります。

もちろん、タバコやコーヒー、お酒はNGです。でも、カフェインフリーのコーヒーは大丈夫です。

ところで、野菜や果物のジュースは、コンビニなどでも買える普通の野菜ジュースや果物のジュースでは意味がないので注意しましょう。

クレンズジュースで使うドリンクについては次にご紹介します。

ジュースクレンズで使うドリンクとは

ジュースクレンズで使うドリンクは、酵素が入っているものを使います。

一般的には、コールドプレスジュースを使いますが、市販のものはコスト高になるので、家でコールドプレスジュースを作る場合と酵素ドリンクで代用できないかについても調べてみました。

①コールドプレスジュース

専用のジューサーを使って、生の野菜や果物をゆっくりと時間をかけて圧搾したジュースです。酵素と栄養素が100%摂取できるので、とてもヘルシー。ジュースクレンズの代表的なドリンクです。

モデルのローラさんなども、このコールドプレスジュースで定期的にダイエットを行っているようですよ。

しかし、コスト的にはおすすめできません。お店で買うと、1本が1,000円前後ですから1日3食ジュースに置き換えると、4,000円近くかかってしまいます。

コールドプレスジュースの専門店も増えてきましたが、地域が限られているので、だれもが利用できるとは限りませんし、利用できても継続するにはコストがかかりますよね。

ただし、とりあえず3~5日間の短期で結果を出したいときには良いかもしれません

②コールドプレスジュースを家でつくる

コールドプレスジュースとは、普通のミキサーではなく、ゆっくりスクリューを回転させて圧縮し、素材をつぶして搾り出す方式のスロージューサーで作ります。なので、スロージューサーを購入すれば、自宅でも簡単につくれますよ。

さまざまなメーカーがスロージューサーを発売しており、価格は安いものでも1万円で、2~3万円台のものが多く販売されています。

でも、なぜ普通のミキサーなどで作ったジュースではダメなのでしょうか?この点についても調べてみました。

ジュースクレンズでは、栄養を摂取しながら弱った胃腸を休ませるのがポイントなので、食物繊維は取り除きます。

一般的には、食物繊維は腸の動きを活発にして排出を促すのでダイエット効果には良いのですが、弱っている胃腸には逆効果となってしまいます。

ミキサーで素材を撹拌後にガーゼなどを使ってこして絞ることで、食物繊維を取り除けば、コールドプレスジュースが作れますが、手間がちょっと大変ですよね。

また、ミキサーの熱に食材が触れる時間が長いと栄養素が壊れてしまうということもデメリットです。

なるべくコストを抑えたいならミキサーで、栄養をしっかり摂ってジュースクレンズを行いたいのなら、やはりスロージューサーがすすめられるわけです。

③酵素ドリンク

酵素ドリンクは、コールドプレスジュースの代用として使えるようです。

以下の点がメリットと考えられます。

  • 発酵させてあるため、1年くらい常温保存できます。数日の断食期間ならば余裕で持ちます。
  • ネットでも購入できるので、だれでも利用できます。
  • 価格も手頃で、無添加で質の良いものは、1本5,000円位。1本あれば3日間の断食を行えます。
  • 発酵食品なので、コールドプレスジュースよりも、エネルギーを消化に使わずに済む分、排出に集中できるので、デトックス効果が高いです。

 

ジュースクレンズダイエットはこんな人にオススメ!

このダイエットはどんな人に向いている方法でしょうか。

食事をついつい取り過ぎてしまう

日頃から過食気味の方は、一度内臓を休ませてリセットしてあげることも必要です。忙しい方は週末の2日間を利用するだけでも効果が得られます

体の中から溜まっている老廃物や毒素を出して、すっきりとした体でスタートしてください。

真剣にダイエットを考えている

心から痩せたいと真剣に思っているのなら、本気でジュースクレンズに挑戦してみましょう。

また、ジュースクレンズを正しく行うためには、ジュース選びが重要です。

コストはかかりますが、コールドプレスジュースを購入するか、スロージューサーを買って、自宅で野菜と果物の100%ジュースを作って飲みましょう。

運動を伴うダイエットが苦手

筋トレや有酸素運動などがダイエットに良いということは分かっていても、どうも気がすすまないという方にはおすすめ。

一般的なダイエットでは、運動も併用することで効果が期待できるものが多いですが、ジュースクレンズでは、特に運動の必要はありません

 

お腹が空いて仕方がない時の対処法

ダイエット中に辛い空腹感にはどう対処したらよいでしょう?そんなときの対策をお教えします。

少しだけ食べる

空腹感を我慢するのは辛いですよね。そこでダイエット効果が落ちずに、お腹が満たせるものを少し食べるとよいでしょう。

おすすめできる食品がチアシードです!ご存じの方も多いと思いますが、チアシードは、必須アミノ酸などが豊富な話題のダイエット食材です。

お腹の中で水分を吸収すると10倍にも膨らむのでお腹が満たせます。ジュースクレンズ中でも安心して使えますよ。

お水に浸してプルンとしたら食べましょう。断食中の空腹感をおさえるためだけですから、量は20g程に!

ガムを噛む

空腹感をおさえたいときには、ガムを噛むと良いという話を聞いたことはないですか?

ガムダイエットという言葉があるほど、ガムはダイエット時に有効なんです。ガムを良く噛むことで、満腹中枢が刺激されるので、自然に空腹を感じにくくなります。

また、噛むことで、空腹からくるイライラも抑えられ、リラックスできるのもポイントです!噛む動作では、幸せホルモンといわれているセロトニンが分泌されるので、ストレス物質が減少することが実験により分かっています。

なので、お腹が空いたけど、何かを食べないで空腹感をおさえたいときには、ガムを噛んでみましょう。

ジュースクレンズの注意事項

断食ダイエットは、以下のことをしっかり確認してから始めましょう。

断食後の食事は胃に優しいものを!

3日間の断食後は、副食期間といって、胃にやさしいものを食べます。

減量できたからといって、油っぽいものや甘いものをすぐに食べると、体重があっという間に戻ります。

まずは味付けの薄いおかゆやスープなどから始めて、1週間位かけて少しずつ通常の食事に戻していくことが基本です。

こうすることで、今の体重や食事の量を体や脳にインプットできるので、リバウンドを防げます。

 栄養をしっかり補給すること

だれでも好きな野菜があれば、ちょっと苦手な野菜がありますよね。どうしても自分が好きなものを多く摂る傾向があるので、栄養的に偏りがちになることがあります。

もし、自宅でコールドプレスジュースを作るのなら、あえて苦手な野菜も入れてみるとよいでしょう。ジュースに入れると、他の野菜や果物の味と一緒になって意外と苦手な味が気にならないものです。

また、酵素ドリンクならば、野菜や果物を数十種類も使って発酵させているので、苦手な野菜が入っていっても感じにくく、また発酵されているので、味にクセがなく飲みやすいです。

野菜や果物の種類の多さを考えると、自分で作るよりは、酵素ドリンクの方がより多くの栄養を摂取できるのではないでしょうか。

ジュースクレンズダイエットでは、ジュースのみで栄養を補給するのですから、栄養がしっかり入っているドリンクを飲むことが大切です。

体調が悪くなったらやめる

即効性がある分、場合により頭痛や倦怠感といった症状が現れる人もいます。

しかし、これは栄養不足というわけではなく、好転反応といって、良い方向へと身体が向かっている兆候なので、4日目には治まり体が軽くなってきます

しかし、体調に異常を感じたら過信しないで、ジュースクレンズを中断して様子をみるか、病院にいくことも必要です。無理はしないでください。

ジュースクレンズの良いところ

ジュースクレンズのおすすめポイントをみていきましょう。

即効性が高いダイエット

3日間ジュースや水だけで過ごすのですから、もちろん即効性があります。1日で体重が0.5〜1.5kg減る人もいるようです。

即効性が高いダイエットでは無理な断食とかがありますが、ジュースクレンズは、あくまでも健康的なダイエット方法です。

胃腸の働きを取り戻せる

このダイエットは、一定期間、ジュースを飲むことで消化器官を休ませて、余ったエネルギーを使って肝臓や腎臓のデトックスを促進させるものです。

体内には、動物性タンパク質、酸性食品、添加物などから出る老廃物が溜まっています。これらの老廃物を野菜や果物などのアルカリ性食品で作った生のジュースで洗い流すと、リセットされた胃腸は本来の機能を取り戻せるというわけです。

食費が浮く

3日間、ジュースで過ごし、他の食品は摂らないのですから、食費が浮くこともメリットです。ただし、これは自宅でコールドプレスジュースを作る場合です(スロージューサーを購入する場合は、初期費用も必要です)。

市販のコールドプレスジュースは、最初にご紹介しましたように、1本が1,000円程ですからコスト面では高くなります。

自宅で作るのなら、旬の野菜や果物を安いときに買っておけば、コストがおさえられるでしょう。

定期的に毎週末とかジュースクレンズダイエットを継続する場合、長期的にみると断食期間は外食もできないのですから、食費も浮いて、経済的であるといえます。

まとめ

ジュースクレンズダイエットは、食べ過ぎや添加物の取りすぎなどで溜まった日頃の老廃物や毒素を排出させるために、体を清浄する方法でしたね。

体が本来の機能を取り戻すと、代謝がよくなって、今までより太りにくくなったり、新陳代謝がよくなったりなど、ダイエット効果だけでなく、さまざまな効果があります。

痩せてきれいになりたいと願う女性以外にも、疲れがとれない、外食が続いている、肌の調子が良くないなど日ごろ気になる症状がある方も、ジュースクレンズダイエットに挑戦してみませんか。

体の調子が良くなり、ダイエットにもなるのですからおすすめです。

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